朝凪、夕凪

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zoom RSS 『越路吹雪物語』

<<   作成日時 : 2006/03/30 23:23   >>

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・・・という事で、遅れましたが感想、書きますです。
1・2幕とも、客電がついた状態からBGMが流れ、開演で、岩谷時子(高畑淳子さん)・真木小太郎(草刈正雄さん)両氏により、ヒロインが語られる場面が多かったです。

越路吹雪と、マネージャーにして親友・岩谷時子の、出会い〜死別迄が描かれる反面、越路の夫・内藤氏は登場せず、台詞で、「結婚に際し、別のマネージャーを・・・」と言われた、と出るだけ。

昨年のドラマ版にあった、お酒や煙草、睡眠薬、徹夜マージャンに耽る・・・といった、ダークな部分は殆ど出てきませんでした。

(劇中、ビールを飲んだり煙草を吸うのはありましたが、それぞれ1回きり。頻繁には出ません。
ビールは短い場面なのに3杯!!ピッチ早いなぁ。煙草は、もしかしたら喉の薬かもしれないですが、消防法やら、舞台では限界がありますし・・・詳しくはわかりませんけど・・・。)


勉強が嫌いだから宝塚に入った、コーちゃん。甘えん坊でちゃっかり・マイペースな普段とはガラリと違い、出番前は緊張魔・舞台に出れば輝くスター。恋の合間に仕事をこなす(?!)。

・・・どこかのんきな彼女に対し、お姉さん的な温かさと、励ましや注意をする時子さん。
常に影で支え、控え目な姿勢で通す。


素朴な疑問ですが・・・東宝関係の言葉が何度も出てくるのに、松竹作品とはこれ如何に・・・。



正直、越路さんが青春そのもの・もしくは、生で「コーちゃん」が観たかった!方ならノれる部分が大いにあっただろうなぁ・・・と感じさせる所もあり・・・。

「サントワ・マミー」はごっちんの曲、「モルガンお雪」といえば松本悠里先生(『夜明けの序曲』)、『王様と私』『南太平洋』とくれば私の中では一路真輝さん状態(後者は未見ですが)・・・なので・・・。

話はそれますが、あややが美空ひばりさんの歌をカバーした時、「美空さん」と言ってて、「ひばりさん」ではなく、彼女の両親も今ひとつ「美空ひばり」がピンと来なくて、おばあちゃまに聞いてようやく、偉大な歌手だった・・・と知ったエピソードがありましたが、自分も(越路さんに関して)それに近いです・・・。

パンフを読む限り、勿論ウチの母は「コーちゃん」がやはり、偉大な歌手であった事は口にしてましたが、どちらかというと、ひばりさんの方がTVで取り上げられる機会が多く、母が口ずさむ歌も同じく・・・という感じでしたから。

(影響から「愛燦燦」「川の流れのように」をカラオケで歌ったことはありますが、「愛の賛歌」「ろくでなし」を歌ったことはない私・・・・・・。)


・・・感想に戻って・・・。


後半、池畑慎之介さんがドレス姿でコーちゃんの代表曲を歌いあげる場面・・・生前のご本人を、映像だけでもよく見てたら、もっと「入れた」かも・・・。ちと残念。
(客席は年齢層が高めでしたが、「コーちゃん!」コールや拍手は、熱かった!!)


でも、演者が「歌える」人なのは凄く感じましたし、詳しくは分かりませんが、仕草や手つき、目線や振りなど、本当に細かく研究されて、歌唱も迫力があり、ただの「ものまね」ではない、と思いました。
ドレスの着こなし、そして「背中」・・・キレイでした。

内藤氏と結婚する前、東宝の衣装デザイナー・真木さんとのロマンスがあり・・・でも悲しい結果に・・・。

結婚が決まっても、けんかをした訳では無いけど距離を置く事になった時子さんに、寂しさを感じずにはいられないコーちゃんの姿も、よく表現していたと思います。


「愛の賛歌」の歌詞を朗読する場面、そして親友が亡くなり、空のベッドで涙する場面・・・高畑さん、ここは力が入ってました。(語弊があるかもしれませんが、大体の場面はつとめて「穏やかさ」を心がけて演じてらした・・・ということで。先にあげた2場面以外はほぼ、普段と声のトーンが高い為、そこも驚きでした。)

ドラマにもあった、時子さんの言葉、

「越路吹雪よ  越路吹雪よ   会いに行ってはいけないか」

・・・リアルタイムで越路さんを知らない世代ですが・・・ここは泣かされました。


カーテンコールでも、二人が固く抱き合うのですが・・・それこそ「アルディスのままなんだよ」状態(お手数ですが、分からない方は「ガラスの仮面」の「ふたりの王女」をお読み下さりませ)。

高畑さん・草刈さんの舞台は久々でしたが、池畑さんは初めてでしたので、でも、ふとした場面でも観客を飽きさせない、楽しい方でもあるなーと思いました。


千秋楽のご挨拶、前記事でも書きましたが、もう一つ。

また、いつかこの劇場でこの作品をやりたい、との意思表示。そして、


「コーちゃん、待っててねーー(笑)!!」


・・・客席に大きく手を振る、笑顔の池畑さん、こんな書き方ゴメンナサイ、でも・・・とてもかわいかったです。

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