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zoom RSS 『白くまになりたかった子ども』

<<   作成日時 : 2006/08/09 22:42   >>

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・・・何となく途中から見て、最後まで見てしまっただ・・・。
『ガラスの仮面』で、狼に育てられた少女の話(の、元になった話)は知ってましたが、こちらはシロクマ。

調べてみましたら、イヌイットの伝説が元、だそうで・・・。

昔のアニメのようでいて、でもCGは使ってます。
フランス・デンマーク合作。


吹き替え版でしたが、テレビでは詳しいキャストが出なかった・・・残念。

死産になってしまった白くまのお母さん、そんな妻の悲しみを見ていられずに、人間の子をさらう夫の白くま、そして息子を奪われた人間のお母さん。

・・・どの立場でも、見ていて辛い面もありました。


『おとぎ話』と考えれば・・・(作品の評価とは別に・・・。だって、あんな極寒で、白くまに赤ちゃんが育てられるの・・・?)。


・・・すいません、あんな大きくなる前に、フツウは死にます・・・。



生まれて間もなく白くまに育てられた為に、自分は「白くま」だと思い込む男の子。

執念で息子を探し出した人間の父。しかし、「代償」は大きく・・・。


人語を話せず、母白くまの遺言を頼りに、山の精霊に会いに行く。
精霊が出した3つの「試練」を乗り越えれば、望みが叶うと教えられ・・・。


・・・人間の身にはあまりに過酷な、「自然」の数々。
カラス達の助けで、何とか命は持ちこたえ・・・そこへ、小さい時に会った、同じ年くらいの白くまの女の子が。


仲良く遊んでいると、そこに人間の父。
青年白くまが、いなくなった息子とも知らず、そして偶然、銛が当たってしまう。


奇跡的に人間の姿に戻った息子。
しかし外見は青年でも、窓の外で鳴く白くまが気にかかり・・・。


息子の足に鎖を繋いでいたが、両親は・・・。


夜、家の外にはあの白くまが。

カラスの言葉に、青年は白くまを追って・・・。








・・・・・・あれで・・・・・・、良かったのかなぁ・・・。
(人間に殺された白くまもかわいそうだけど、折角産んだのにさらわれて、やっと戻ってきたのに息子が、白くまになってしまった人間の両親の立場は・・・。)


私は独身ですが、知人に小さい子どもがいるので、そちらの親の視点で見てしまうと、ちょっと悲しいです。


ただ、劇中、息子が狩人(彼の両親の、職業)を時代遅れと感じている、「今」の社会で戸惑う場面が出てきますが、それを考えると、生きた魚を捕らえて食べる事を覚えてしまった彼は、現代社会に「生きる」事も、もはやままならない訳で・・・・・・。


おとぎ話といえば、それまでですが・・・。

(実際にオオカミに育てられた少女は、人間に引き取られても、長生きできなかったそうですし・・・。)



作りは、とても丁寧です。

おしゃれな作画でもなく、複雑な設定・萌えも媚びもありませんが、良質なアニメだと思いました。


絵本も出ていて、映画とは違う点もあるとか。
(見てみたいナ・・・。)

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