朝凪、夕凪

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zoom RSS 僕があなたの鏡だったら(伊東の過去とか、考えてみた)

<<   作成日時 : 2008/05/05 22:13   >>

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・・・さっきの記事で省いた、伊東の母と、「生徒諸君!」の主人公・ナッキーの母の事とか、考えてみました。









(注・「生徒〜」を未読の方、ネタばれになってしまうので、お嫌な方はこの先、ご注意下さい。また、「生徒〜」は手元に無いので記憶に頼って書いてますので、その辺もご考慮願います・・・。)








何故、伊東母があそこまで次男を疎ましく思ったのか、ただ病弱な長男が不憫だった「だけ」なのか・・・。
情報が少ないので分からないことも多いですが・・・。


「生徒〜」の双子、ナッキー(尚子)とマール(真理子。お姉さん。病弱な上、知的障害も有)の場合、この二人はマールが実の両親の元で、妹のナッキーは小さい頃、母方の祖父母に預けられて、別々に育ち、妹の方は初め、両親は死んだ、と伝えられて・・・。

一緒に育てるのが難しいことから分けて育てられたのですが、中学の時、姉マールが、実は成人までは生きられないと判明し、一緒に生活することに・・・。

健康な双子でも、育てるのは大変だそうで(たとえば乳幼児期、どっちかが泣き止んだり眠ったと思ったら、もう片方がぐずったりオムツ替えの時間になったりするそうで・・・)、その上に丈夫でないとなったら・・・。


病気がち・障害の関係で、学校にも行けず、ひらがなが書ける程度の姉。それを知った妹は、姉の分まで勉強や運動に力を注ぐ・・・。

母親は、それまで本当に、必死に真理子を育ててきた分・・・尚子のことも気にかけてはいたけど、ナッキーの好きな人のことが分からなかったり、父親も、心配しているようで、どこかでナッキーに我慢を強いてる部分があったり・・・。

願いも空しく、闘病の後、マールは天に召され・・・・・・た後、新たな家族の苦しみ・・・。
マールの死を認めたくない母親が、もう一人の娘・尚子を真理子だと思い込み、自分の娘は真理子一人だけと思うように・・・。
亡き姉の身代わりとなり、高校も休学届けを出し、尚子が学校に来ないことを知った友人達(通称・悪たれ団)の一人・沖田は、意を決してナッキーの父親に直談判。

ナッキーに身代わりを続けさせる「現状維持」はその場しのぎに過ぎない。「おばさんには、あんたがおる」と断言。

・・・その言葉で、父親は「現実」を妻に伝える。真理子は死んだ。目の前にいるのは、授かった双子の娘で妹・尚子。
信じようとしない母が見たもの。それは、真理子が息絶える前に編み上げたセーターを着ていたナッキー。マールの「遺言」がよみがえる。
それは「お願い、ナッキーに優しくしてあげて」。


更に時間が過ぎて・・・紆余曲折あったものの、ようやく母は、長女の死を受け止め、次女の存在を認識・謝罪・・・。


・・・と、まぁ、伊東兄弟と違う部分もありますが・・・何だかんだで、病弱な長子を大事に気遣う余り、無意識に末子を追い込んで、子供の方も期待に答えようと「いい子」を演じた・・・というのが、ダブった訳です。

伊東の兄・鷹久は弟にどんな感情を抱いていたのか?次男では何故、跡継ぎでいけなかったのかもわかりません。鷹久の体がどの程度で、治る見込みも描かれていませんが・・・。

「銀魂」では、先に、体の弱い橋田屋の跡取り息子(勘太郎)の話がありましたが・・・。
その母親は、体が弱く・寿命も長くないと言われた息子の将来を悲観せず「人の三分の一しか生きられないのなら 人の三倍笑って生きていけるようにしてあげればいいと・・・」と言ってました。

伊東の母は、双子を育てるということで、辛くて、こういう考えや視点を持てなかったのが、残念です・・・。
ただ、自分だって、同じ状況になったら、どうなるか・・・えらそうなこと、言えないですが・・・。

鷹久が弟を羨ましがってたとか、或いは母親自身、勉強や運動が苦手で、満点貰ってた鴨太郎が「自慢してる」ように映って、邪険にしてしまったのか??
もしかしたら、母親も小さい時、別の兄弟を贔屓されて育った、とか・・・。

あの夜の会話。
アニメでは推薦状を持って行こうとした分、余計、哀しいものがありました・・・。

果たして次男に聞かれていると分かったら・・・あんなひどいことを口にしただろうか・・・。

父親もちと、情けない。「鴨太郎に聞かれたら〜」「看病で疲れているんだな・・・ もう寝なさい」・・・これじゃ、根本的解決にならないって・・・。
妻が予想以上に長男びいきで、恐ろしいことを口走る妻を、見てられなかったんだろうな・・・。

「あんな子 生まれてこなければよかったのに」「だって私、鷹久が不憫で〜」
↑普通、文武両道な子供、自慢の息子なんだけどな・・・。
次男だって苦しんでるんだけど、長男に対する嫌味で満点見せびらかしに来たんじゃないんだけどな・・・。
(ただ、別のケースだけど、ちょっと経験ある・・・。落ち込み気味の時、誰かのいいニュースは素直に聞くのは、難しい・・・。)



つまり、推測すると・・・あの夜の台詞は、母親の言葉を言い換えるなら
「自分だって出来ることなら、鷹久を丈夫な体で産んであげたかったけど、鷹久を悪く言われると、自分のことまで悪く言われたように感じる。」
「私だって苦労して育てている・毎日、一生懸命看病しているのに、何故、鴨太郎の成績を褒めて、私のことは無視するの?!」
って、感じだったんじゃないかな・・・。

この母親に、もし質問できたなら・・・。
「次男を疎ましく思う自分に、疑問とか持ってるのか、そうでないのか?」聞きたいです・・・。

そして・・・「生徒諸君!」の、悪たれ団に相当する仲間、友人達が、伊東にはいなかった・出会うのが遅すぎたのが・・・繰り返しになりますが、悲劇だったな、と・・・・・。

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