朝凪、夕凪

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zoom RSS 月組09年エリザベート東京・2

<<   作成日時 : 2009/07/24 00:36   >>

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二幕。


写真で見た時、ハンガリー戴冠時のドレスの袖が、かなりボリューミーなパフスリーブで、しかも青がかったグレー。「今後」を暗示するような色調だなぁと思ってましたが、舞台で観ると、むしろ刺繍などの飾りこみがすごい。

運動→診察。
・・・オイィィィィ!!どこの世界に、そんな凝った爪の医者がいるんだァァァ?!
しかも、皇后の体操着の襟元のリボンを外す手つきが、微妙にエロ臭いっつーの!!


病院訪問。
前回雪組では青と黒のストライプのドレス、今回は赤と黒のチェック柄。後者の方が、落ち着いた感じかな?
ヴィンデッシュ嬢とは、宙組バージョンの、「扇交換」でした。
白の、壊れかかった扇が、見てて哀しみが増す・・・。

大きくなった息子と再会・・・の時のドレス、これはストライプ(色が・・・黒と、もう一個の色の名称が、わからん)でしたが・・・むーん、デザインが・・・。

葬儀。東宝版と比べると、棺がシンプルなのはナゼだろう・・・。

夜のボート。
やっぱり、老夫婦は見てしまうね・・・。
その対照的な、最高権力者にもかかわらず、残り少ないであろう年月、通い合うことが望めない夫婦・・・。
理屈無く、空しい・でも名曲。
二人とも、聴かせるにゃあ〜。

最終答弁。
黒天使が、トートを囲むように・・・仰向けから、体育座り(へんな・乏しい書き方でスミマセン・汗)。
自分には無理だ・・・。

昇天。
初演雪組以来の、シシィが立て膝・トートに縋り付くバージョンでした(生では、私は初めて観たな)。
その前、トートの「やっと見せた笑顔」、これまでの疑問やら全部、吹き飛んでしまう・・・マジックだ。
・・・でも、いいよね。

フィナーレ。
やっぱり・・・リフトは、宝塚の男役の方が、安心して見れる。
リフトは8回。

以上、シシィ中心に。


死神さん。
・・・感情を基本的には出さないけど、ここぞという時は・・・という感じでした。
意外にも?野獣系トートじゃなかった。

3役、演じたのを観て・・・。

暗殺者や皇后の方(特に後者)が、まだ良かったカナ(ごめんなさい)。
健康的(→生命力がある)な人物を演じるのが、瀬奈さんの持ち味の一つのような気がするので、謎めいた死神さんよりは、必死に生きるキャラの方が、あってそう。

花組時代、ルートヴィヒII世の弟・オットー(傷つきやすい精神の持ち主、これは上手かったなぁ)が印象的だったから、哀しい部分も表現できる方だとは思うのですが。

無論、今回のトートでも、想いがシシィに通じなかったり、やっと通じたと思ったら自分じゃなくて死んだ息子への自責の念からの言葉だったりして、その時々で、トートの辛さとか、伝わっては来ました・・・けど。

歌、頑張ってたとは思います。
(でもね、フィナーレで霧矢さんが「愛と死の輪舞」を歌ったのを聴いて・・・。「追いかけよぉ〜〜う」って伸ばすとこ、声量・安定感が抜群だったの。これ聴いちゃったら、やっぱり、歌の上手い人が歌うことの「意味」が、ね・・・。これについては、改めて後述。)


ラストシーの他だと、フィナーレの方が、観てて良かったかな・・・。
娘役さんたちと踊る場面、音楽のアレンジも○ですが、大階段に娘役のドレスが花びらのようで、中心に瀬奈さんが・・・キマッてました。
カツラは、フィナーレでもトート仕様(結わえてましたが)。

全体的に、歌唱系でもヴィジュアル系でもなく、感情バンバン・シシィ命系でもなく・・・どれにも属さないトートでした。

一幕カフェでの登場場面、いつの間にか座って新聞読んでるんで無く、入ってきて立ってる、というのが分かる死神さんだったり。

外見は、カツラに一部編みこみ、黒地にキラキラのネイル。でも、「この世のものではない感」は、今ひとつか。
ミルク〜闇が広がる、お医者さん、最終答弁〜昇天、のとこは、力入ってました。

皇帝陛下。
歌は・・・さっきも言ったけど、この方も、自分から動く人物の方が、得意なのでは・・・。
(あ、でもWSSのベイビー・ジョーンのふてくされる芝居とか、そういうのも上手かったんだよね。)

破綻は無いけど、2幕後半、夜のボート〜最終答弁の辺りは、良かったです。
ただ・・・フィナーレの歌う青年、絶品!(ハリ、伸びのある歌声が劇場一杯に響いて、場内の空気が変わったもん)だったからこそ、もったいない・・・。
(前回のルキーニが、懐かしい・・・。)

難曲だからこそ、上手い人が歌うと、「意味」や「重み」が何倍も増すのね、という。
・・・・・・いや、私何度も、ブログで過去、書いてますが・・・その、個人的に「歌唱力第一主義者」じゃないんですよ。必ずしも。

歌唱に難ありタイプでも、
「演技力がある」
「他の人と芝居する時、たとえ敵同士の設定でも、役者同士の息が合ってる(芝居の上での、見えない「ルール」や「マナー」を守れる)」
「ヴィジュアルでカバーできる」
「今までに無い、独自の役の解釈・説得力のある役づくりが出来る」

・・・それらがあるんなら、そして独りよがりでないなら、「歌を差っ引いたら残高ゼロ」な人より、好きになっちゃうんです。

・・・でも・・・。

今回の公演は、シシィとエルマー(私が観た時、後者は遼河さんでした)以外は「・・・難しいぞ(←皇帝の真似)」だったり・・・。

一人一人は、健闘したのは伝わるんです。でも「適材適所」とは、言い切れないという。
(厳しい言い方ですけど、「過去、歌がアレでも、演技もしくは個性で、存在感をきちんと出してた」生徒は、たくさんいた訳で・・・。)

これは、ゾフィーやルキーニ、皇太子とか・・・ホントにね、惜しい・・・。努力のあとは垣間見えても、「登場人物」としては、小さくまとまってしまった・・・。

更に続く・・・。

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