朝凪、夕凪

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zoom RSS カサブランカ 感想・2

<<   作成日時 : 2010/02/01 00:00   >>

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・・・時間がないので、思い出せる程度に。
ルノー、北翔さん。女役もいける名歌手、のイメージが強かったので、今回は太っててヒゲ部で汚職警官?!とすごい特色の役で驚きましたが・・・。
歌もさることながら、どこかイソップ童話のコウモリ的な人物のようで、ちゃっかりしてる(でも、リックには見破られて、利用されてる・汗)愛すべき人物を好演。
暗くなりがちな物語の中、人間臭いオッサン(失礼)をありがとう。最後、リックに騙されながらも、友情を示す部分がいいですね。

シュトラッサー少佐。
ナチの軍服がコワイ・・・歌詞もたたずまいも怖いぞ。
(・・・これは演者とは無関係ですが、ハイル・ヒトラーって歌詞が入ってるナンバーのあと、拍手が・・・。いや、ここは、その・・・。)

ヤン、凪七さん。
出始めて、歌がやっぱりうまい!そして、男役でも私が見分けがつく下級生(そりゃ、去年観てるし・汗)。
スーツでも分かったし、そして、お顔が小さい・・・。
すいません、横でした。
新公主役だから、まだお若いのですね。でも、将来性は十分、感じさせます。

他、副組長の歌姫(この方も歌がうまい!)とか、下級生でパリの歌姫役の方とか、サッシャとか、物売りの老婆の役の人とか・・・うまい人がいるのは、嬉しいものです(繰り返すけど、そんなに観劇できないので。下級生の名前と顔が、一致しない・・・嗚呼・・・)。

そんな中、この公演でご卒業の専科、萬さん。
ダンスの方だそうですが、ピアノマン、サムを好演。笑顔が多い役ですが、どこか、人生の悲哀とかを感じさせるものがありました。熟練者でないと出せない、存在感でした。

劇中「あの曲を彼以上に弾ける人はいない」、と評する台詞がイルザから出て来ますが、これは萬さんに対する台詞のようにも感じました。

専科、磯野さん。
太目のキャラがこの作品は多い(そして、ルノーといい、車を思い出す名前だ・汗)。
ルノーと同じく、ナチの台頭が忍び寄る中、闇取引みたいなことやってますが・・・まるきり、話のわからない人でもないようで。したたかなキャラを好演。
(ちゃっかり度はルノーの方が高め、フェラーリはある程度、結果を見通して話を持ちかけるタイプですよね。)

装置は、あまりカーテン前の芝居は少なく、リックの店が主なのですが、転換がうまい!
これだけでも、見る価値アリかも。また、映像を多用して、しかも違和感を感じさせない(飛行機のタラップとか、これはうまくセットと融合してましたね〜)、最後の飛行機の場面も、今の時代だからこそできるワザだと感じました。

軍の行進場面とか、一瞬、「THIS IS IT」かい?!と思わなくもありませんでいたが・・・まぁ、ご愛嬌。

パリでの踊り子さん、カンカン、見せてくれましたね〜。

歌は、全体的にいい曲が多かったです。映画版からの歌は勿論、オリジナルでも、CD欲しい!と思わせます。

台詞は・・・映画の有名なのは出てきます。
個人的には(映画にもあるのかは、自分は未確認ですが)「何でカサブランカに来たんだ?まるで、世界でたった一つの街みたいに」っていうのが、好きです。

話としては・・・時代は違いますが、戦争によって恋人と引き裂かれ、再会したけど一緒にはなれない・でも、その時の「愛」は、決してウソではない・・・という点は「ミス・サイゴン」と重なってしまいますね。
女性が翻弄される辺りも、一緒だし(子供はいないけど)。

二人の異性に愛されて、イルザがどっちつかずっぽく見えてしまうのは、繰り返しになりますが、クリスを思わせます。

ただ、主人公の恋は成就しなかったけど、まるきり彼は孤独ではないし、和解できたし・・・というところが、救いですね。

あのときの愛や気持ちに、偽りはなかったと。


・・・ポスターが野波浩さんなのが、はじめは不思議だったのですが(「エリザベート」「ファントム」等、幻想的な作品のポスターを担当される印象が強いので、重く苦い、リアルな大人の物語にどうして?と・・・)、観終わって、ファンタジー色が強いからこそ、なのかな、と思うと、納得できるかも。

あんな男はいない、あんなのリックじゃない、という方もいらっしゃるでしょうが・・・。
美しい・ニヒルだけど夢々しさを感じられる、そして21世紀の技術も入ったミュージカル「カサブランカ」、如何でしょう。

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