朝凪、夕凪

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zoom RSS ディートリッヒ 感想2

<<   作成日時 : 2010/03/29 20:41   >>

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そういえば、青山劇場は「奇蹟の人」「王様と私」「ヴィクター・ヴィクトリア」以来だったので、表参道もそれ以後来なかった為、21世紀になって(大げさな・汗)久々なので、ブランド店がたくさんある、オシャレな街だなぁ〜と思いながら、劇場に・・・。
(青山ブックセンターって、地下になってました?知らなかった・・・。)

大概、私は観劇といったら、日比谷・有楽町辺りが多いもので、自分。
なので、客席内での飲食・持込禁止は、↑こっちに慣れた為、ちょっとびっくり(何となく、青山劇場はだめだったっけ?と、おぼろげな記憶しか・汗)・・・。

劇場自体は、2階席でも観やすかったです。

え〜と、か、感想の続き・・・。

フランツ・ヨーゼフ1世の他、「ウェディング・シンガー」では太った、理解あるイイヤツだけどどっかズレてるバンドマン、「MA」凱旋版では、エキセントリックな貴族・オルレアン公が印象的なのですが、鈴木さんの今回の役どころは・・・ゲイの衣装デザイナー。

でも、従軍してたり(そんな、軽く言っちゃいけないんですが・・・)。
出番は途切れ途切れな感もありますが、劇中では最後まで、マレーネに付き合うんですね。
こーいう、フツーじゃないキャラを、楽しんで演じてるのが、観てて気持ちよかったです(今年、皇帝陛下じゃないのがちょっと残念・・・)。

戦時国債を売る場面、客席下りもあったり、客席をノせるのがうまい一方、ゲイの細かい仕草も以下同文。
歌もいつもの如く、良かったですね。

従軍の折、リリー・マルレーンがラジオから聴けなくなっちゃって、そしたら偶然にも慰問活動で再会して〜一緒に歌う場面とか、ラスト、マレーネがドイツに久々に帰国した時、市民権をアメリカに移した彼女が非難されてる時、必死でマレーネ親子を護る姿が、台詞は無かったけど、よかったなー、と。

マレーネの恋人の一人、ジャン・ギャバン。有名な俳優、程度の知識しかなかったので、アメリカで活動してたとかフランス軍として従軍してたとか、初めて知りました。

・・・「ラ・マルセイエーズ」、日本語だとああなんですね、あまり聴いたことがないから・・・。

ところで、時代背景がほぼ同じなので、どうしてもこの前観たタカラヅカ版「カサブランカ」が、よぎって仕方ない・・・。
シチュエーションこそ微妙に異なるけど仏国家歌ってナチスを拒否する場面だったし。

事前に観てたから、入りやすかった、というのはありますが。
(完璧ヨコですが、大戦時の国家間の立ち位置を、観劇しながら頭の中で整理していると、何故かどーしても、「ヘタリア」キャラが・汗。フランス兄ちゃんとかが、脳裏に浮かんだり・・・。)

ベテランだと、マレーネの母役の、今陽子さんやヘミングウェイ役の、横内正さん。
おかーさん、場面は少ないですが、本当に理解のある、控えめだけど気丈な所を、よく表現していらしたと思います。
個人的にヘミングウェイ、っていうともう10年以上前の星組のショー「ヘミングウェイ・レビュー」を思い出してしまうのですが、マレーネと親交があったのは、こちらも初めて知りました。
大河ドラマで知った程度なので、演者の方が翻訳モノ、しかもミュージカルというのは意外でしたが、認識を改めましたです。

マレーネの娘・マリア、麻尋えりかさん(しゅんさん、て書きそうになる)。
少女の時は感じやすい年頃特有の「背伸びした・つっぱった」感を、大人になってからは、母親のドイツ行きを、心配だからこそ反対する所を、好演してました。
・・・在団中は観劇が出来なくて、新公で下級生の時から主要キャラを演じるなど、将来を期待されていた生徒さん、としか知らなかったので、突然の退団は惜しかったのですが・・・。
歌は上手いし、これからも伸びてい行って欲しいです。


平和の天使役、吉田都さん。
昨年?だったか、新聞で連載が載っていたり、演劇雑誌のインタビューを何度か読んだだけで、今回初めて、生の吉田さんを拝見。
まだ在団中だった、大和さんとの対談記事で、大和さんが「世界のヨシダと対談できるなんて!」と、興奮してらしたのを記憶してますが・・・。

バレエを見ること自体初めてでしたので、最初、戸惑いもありました。けれど、小柄なのに、踊っている時の雰囲気が、何とも言えず・・・。

こんなことしか書けなくて恥ずかしいですが、髪を下ろした時(落ち着いた雰囲気の美人)の写真と大分、印象が違うので、それも驚きでした。

・・・バレエに詳しくない(ホントは、少〜し興味はあるけど、観る時の作法?みたいなのが、今ひとつ分からない・汗)私でも、「東京だけなんて、勿体ない〜」と思いました。


照明。
一幕最後と2幕ラストが好きかな(場面自体も、いいんですがね)。

2幕、マレーネが「帰国」した際、反対派の市民の人数、少ないな〜、もうちょっと人数欲しいなぁと思ったのですが・・・。
反対されながらも、苦しい心情を吐露し、「花はどこへ行った」を、一人一人の心の中に、寄り添い・いたわるように歌うから、とわかって、やっと納得。

(ピアフとの会話の中で、「売国奴と呼ばれたわ」って台詞もあったし、戦時国債キャンペーンで笑顔を振り撒きつつ、故郷ベルリンを愛していたからこその、アメリカへ渡り協力し、慰問も積極的だったこと等、ここで、何の悩みも無く行っていた訳ではなかったし・・・。また、ナチに協力しないと生きていけなかった市民達の境遇も・・・。)

遡って、慰問の時の、捕虜の若い兵隊が・・・再会して、彼女を擁護するとこ、泣かせますねぇ・・・。

「わが青春のハプスブルク」をこの前、読み返した時、ナチが出てきた当初のことや、始めは支持されてて、国民はあそこまで見抜けなかった、的な箇所があり・・・。

そう考えると、・・・簡単には言えませんが・・・・・・・・・。
爪あとは、深かったと・・・。




カテコは5、6回?
最後の2回は、終演アナウンスも聴こえなくなるほどの拍手、そしてスタンディング。
・・・(オケの皆さん、右の後ろにいらしたのですね〜。そういえば「王様と私」もそうでした。演奏はエレクトーンだけ、のように説明がパンフにはありましたが、ドラムやギター、フルート等、いつものミュージカルよりは少ないですが、奏者の方もステージに来て、カテコに答えてらっしゃいました。
・・・考えたら、オケボックスでなくて、演者と奏者が、並んで舞台上でカテコ、って、珍しいかも。)

ありがとうございました、を、タカコさんが述べて幕。
だったのが、最後は、お客様、劇場とスタッフに感謝、そして、東京で一足先に千秋楽を迎える、吉田さんと(音楽の)宮ざきさんのご紹介。

カテコの時、吉田さんを前に押すようにタカコさんがしてたのは、この為だったのですね〜。
バレリーナならではのお辞儀の仕方が、かわいくて、そしてステキでした。


久々の劇場、久々のタカコさん、花ちゃん・・・。
楽しくて、素敵でした。

スタッフ、キャストの皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

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