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zoom RSS レベッカ 5・1昼(涼風ダンヴァース夫人)

<<   作成日時 : 2010/05/03 21:25   >>

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初演を見逃したので(どうしてクリエのチケットは、ああも高いのですか?)詳しい話とかは知らないままの観劇でした。

(あ、ここから先はネタばれアリアリです。)


断片情報としては、07年の新宿コマ劇場でのウィーン版「エリザベート」の、パンフから、あと、雑誌の劇評か何かだったか、かな・・・。

タイトルの女性は、既に死んで出てこないけれど、「存在」している、というのをどこかで読んで、それってどんなミュージカル??状態だったので・・・。
(そー言えば、タイトルの「R」、女性の横顔があるんですねェ・・・。)

では、感想。

モンテカルロ、っつーたらF1が思いつくんですが、それは出てきません・・・。
上流階級夫人の割には、な〜んか香水臭さと胡散臭さと加齢臭が一挙に襲ってきそうな、ヴァン・ホッパー夫人。
悪趣味な服装のセンスだ。

不満だらけなら、もっと違う話し相手を雇った方が、より効率的なのでは??

とにかく、内気でおとなしい、話し相手として雇われた「わたし」が、ホテルで英国紳士・マキシム・ド・ウィンターと出会ったことから・・・。

はじめは、大時代の少女漫画のヒロインみたいな、引っ込み思案だけど、あま〜〜〜い言動の「わたし」と、マキシムの年齢差が気にならなくもなかったですが・・・。

マキシム、特に序盤爽やかな白の二枚目。

つーか、山口さんでこんな爽やかなの、見たこと無いよ!
・・・てくらい、なんか新鮮でした。
洗剤のCMに出れそう?!
仕草も、ところどころ、かわいいというか、おちゃめだ・・・。

(お茶目なのは、今に始まってないんですが。
いや、山口さんの演じるキャラクターの印象が、みんな裾の長〜い服に長髪、もしくはヒゲ部、主人公を追い詰める不気味な、人間じゃなかったりナゾの錬金術師だったり、態度のでかい大司教、あと吸血鬼、だったりするので・・・。パンを盗んでいろいろあったけど、改心した人もいましたが、クンツェ&リーヴァイ作品だと、存在感はあるけどミステリアス、なのが多かったから・・・。)

等身大の人間・・・だと、ドラマじゃないとお目にかかれないイメージが強かったので。

でも、「わたし」に惹かれて行くところとか、えーっと、「わたし」が絵を描いてる時、まだ見ないで、って言われて、見たそう〜なのを我慢してる辺り、なんか、かわいかった・・・。
反則だ、そのお茶目ぶりは・・・。

その割には、結婚後、いきなり上流夫人になっちゃった新妻の「わたし」に、使用人とのビミョ〜な空気の中、もっとちゃんと妻に味方してやれよ〜、と思いましたが・・・。

で。

英国・コーンウォールの、マンダレイという屋敷に着いた「わたし」を待っていたのは・・・。

どっかの漫画風に言うと、
こ・・・

怖ェェェェェ!!!(後姿の段階で、既に怖すぎ!)
ダンヴァース夫人、歌声もすごいが、存在感もあり過ぎだァァァァァ!!

・・・・・・この重苦しい雰囲気に耐えられねェェェェェ!!
誰かァァァ!!新妻に優しく声かけてあげてェェェ!!
お願い、300円あげるから!


家政婦頭役の方が、今回は、エリザベート役だった事もあり、黒服なので「え?ここ、コートダジュール?皇帝とランデヴーですか??」などと一瞬、思ってしまった・・・。

イジワル〜と思ってみてましたが・・・考えたら、「キャンディ・キャンディ」といい「秘密の花園」といい、貴族に仕えるハズの立場なのに、なんでだか態度のデカイ・慇懃無礼な使用人ているよなぁ〜、と・・・。
(日本でも・・・つか、古今東西、ヘタしたらお女中なのに、主人よっかエッラッソーな人って、うじゃうじゃいるのかも?!)

仕事は出来る分、どーもプライド高すぎて・・・。

「わたし」に対して、表面上は丁寧な口調でも、ドSなオーラ全開な家政婦頭。
理由は、亡きマキシムの前妻・レベッカへの、ひとえに忠誠心ゆえ?

もういない筈なのに、今でも生前と同じように調度品やレターセット、寝具もそのまま(しかし、シーツにでっかく「R」の文字・・・。いや、センスとしてどーなのよそれって・・・。もう少し小さくてもいいんじゃあ・・・。クッションにもあったけど、とにかくあのシーツは・・・むぅ)。

好きだった花・カトレアも、生花の他、レリーフとして屋敷の壁に(これも、でか過ぎて悪趣味に見えました・汗。舞台だから、そういう意味でも大きくなってるんでしょうけど・・・)。

ダンヴァース夫人(夫人ってなってるけど、そういや、旦那は出てこないや・・・)は、最後まで黒いドレスに身を包んで、姿勢も恐ろしい位にぴんとした背筋で、本人がいる時と同じように振る舞い、レベッカを「わたし」の前で賛美し、むしろ「わたし」が存在しない人間として扱ってる?!

波音がレベッカ、って聴こえる辺り、アブないぞー!!
カトレアに寄り添う時の表情が、陶酔気味なのも、危険すぎる!!

そんな、誰しもが賞賛する女性、レベッカ。
もしや、欠点がないのが欠点なのか?!



タダでさえ内気なのに、落ち込みまくりの「わたし」・・・。
(続く)

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