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zoom RSS レベッカ 5・1 昼 感想3

<<   作成日時 : 2010/05/03 23:06   >>

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劇場内のタイムテーブルですが、よーくご覧下さいませ。
時間だけでなく、下に、Wキャストの方のお名前が。

・・・大概、Wキャストとかだと、キャスト名だけ表になって出てるんですが・・・こういうのは初めて見ました。
(交互出演が、ダンヴァース夫人役だけでしたからね。事前に知ってましたが、この表みたいなの、今回はどこにあるんだろう?と、探してしまった・・・。)

で、感想3。順番バラバラで失礼。

フランク(つい、フランツって言いそうになってしまう・汗)、石川さん。ソロが少ないのが残念、でも、2幕の、ファヴェルを厄介な目で見たり、ソファの埃を取るとことか、おかしかったです。出番は少ないけど、相変わらず歌はいいですね〜。

シカネーダーや「AKURO」のナゾの若者、そういえば「TDV」の吸血鬼の息子役もありましたね(マキシムと対立する場面、ちょっとTDVを思い出すと、おかしくなっちゃう)。ファヴェル役の吉野さん、ダンスが上手くて、スーツやソフト帽の着こなしもお素敵。なんかナルシスト入ってて、カッコいいけど勘違いヤロー、でもちょっと憎めない紳士ぶりでした。ミュージカル誌にて石川さんとの対談が載ってますが・・・やっぱ、ソファでのダンスシーン、大変なんですね・・・。
涼しい顔して歌ったり踊ったり、でもプロ意識はすごいですね!

大塚ちひろさん。「わたし」役。マキシムとのキスシーン、やっぱ、山口さんは背がお高いのだなぁ・・・と感心するとこ、そこでごめんなさい(だって、大塚さんがすごく背伸びしてらっしゃるので・汗)。幼い印象が、この役にはぴったりなんでしょうね。頼りないようで、だから2幕、だんだん強くなっていく辺り、生きてくるのかな、なんて・・・。

なんで「わたし」で、名前が無いのか?・・・んー、推測ですが、引っ込み思案でネガティブな女の子が、真の「ミセス・ド・ウィンター」になるまでの物語だからかな、なんて思ったり。

前妻の愛した花・カトレアから、自分の好きな花、ツツジに替えてしまう。
そうそう、「わたし」の着てた服の色、白にはじまって、うす〜い色から、最後は赤でしたね。徐々に自己主張し、夫の愛も、より深くなり、ってことの、象徴のようでした。
タダの大人しいカワイ子ちゃんから、大人の女性に成長する物語でもあり・・・。

夫、マキシム。
白い2枚目?に思わせといて、実は、身分はともかく、両親のいない生活だった事から、苦労の末か、時として子供っぽい?!さーらーに、外面は完璧、しかし中身は悪女?!なレベッカに振り回され・・・。

レベッカとの生活を告白するナンバー、あれは山口さん級じゃないと歌えない、難曲ですねぇ・・・。

厳格な、隙の無い家政婦頭、ダンヴァース夫人。
♪レベッカ愛するダンバース夫ー人ー、ハタから見ーたら、アブナイぞー?!と、仮面ノリダーぶっとばすぞーのテーマ(2番?)の一節で歌いたくなる位、危険なお女中だ!

涼風さん、アントワネットやシシィ(あ、エリザベスI世、見逃し・汗)のイメージから一転、コワイコワイお女中を、低音響かせて、くぉれでもくぁー!!と言わんばかりに歌い上げ、存在感も・・・パネェ!!!!!
「わたし」を追い詰めまくりだ!!

最後、思い出の詰まった(FSSじゃないけど)宝箱だったマンダレイと、運命を共に・・・。

彼女のやった事は誉められたものじゃないですが・・・ちょっと思い出したのが、出典は忘れてしまいましたが、エリザベートに最後まで仕えていた侍女、スターレイ夫人が、皇后亡き後、あるインタビューで
「お亡くなりになった後、たくさん本が出ましたが、私がお仕えしていた、自分が見たのが本当の姿だから、他の方が観たり聞いたりしたものは見る気がありません(大意)」と答えたそうで、もしかしたらダンヴァースも、似たように感じたのかも・・・しれないですね。

「影が形に添うが如く」といいますが、少なくとも、レベッカに対する忠誠心は「本物」だったんだと思います・・・強すぎるのは、よくないけど(汗)。
(マキシムと結婚した理由とか、完璧な妻を「演じていた」点について、どう思ってたのか・・・。気づいてたのかなぁ?)

もっとも、レベッカが幸せだったら、大した問題じゃないとか?!だとしたら、怖いなァ(汗)。
さすがに、不治の病だった事を知らなかった時の落胆振りは、かわいそうなものがあったり・・・。

ふたりでひとり、な部分も、あったんでしょうね〜・・・。

多分、レベッカの事は何でも知ってる・知らないはずが無いっ!と自信があった分、ショックが大きかったんでしょう・・・。

クンツェ&リーヴァイ作品には、人間の多面性・複雑性が特徴の一つだと思いますが、「いないけど、いる」不気味さや、「うわさ・評判」と「実態・内面」のあいだ・すきまにある恐ろしさ・・・いろいろ、考えてしまいますね。

人間、単純なわかりやすい所もあれば、自分自身・あるいはごく親しい人でさえ、完全に理解するなんて、絶対にありえないし、むやみに期待しない方がいいんだよ、そんなメッセージが聞こえてきそうな作品でした。

あ、マキシムといいフランツといい、もっと早くリコンしてたら、違う結果だったんじゃない?・・・それ言っちゃ、オシマイか(失礼・汗)。

上流階級の影も描いてて、英国が舞台で(日本版演出家が同じ)ミュージカル「ミー&マイガール」とは、エライ違いますね〜・・・。
あっちはまだ、誰も悪い人が出てこない、明るい作品だったけどな〜。

音楽は、今回ロック色は抑え目?ですが、いつもながら、惹きこまれてしまいますね♪

西野さんの、指揮する時の腕の動きも、なかなか楽しいぞ。

カテコは3回、途中、オケだけの追い出しの音楽かと思いきや、もっかい出演者が出てくれたー!
山口さん大塚さん・・・引っ込む時、ぜんまいで動くおもちゃですか?と突っ込み入れたくなるような、お茶目な動きでした(言葉で上手く言えないのが残念です・笑)。



長々失礼致しました。別キャストで、今月もう一度観てくる予定です♪

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