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zoom RSS 一路さん『アンナ・カレーニナ』(1・29 ヒル)

<<   作成日時 : 2011/02/01 20:09   >>

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今まで、シアター・クリエはチケット高いから、行きたくても我慢してたり敬遠してた部分があったのですが・・・。
昨年、「エリザベート」で、伊礼くん(10月、ご自身の千秋楽のご挨拶にて)が、この公演の事を口にしていた事、また、一路さんの舞台復帰、ということで、興味がわいて・・・。

ほんとーは、Wアンナを観れたら最高だったのですが、都合により、今回一回のみの観劇(あさこさん、ごめんなさい・泣)。
いや、ギリギリにチケット買ったので・・・。

・・・話の方は、以前、衛星でS・マルソーがタイトルロールを演じた映画版を、途切れ途切れに見た程度、また、タカラヅカでも上演されてて、写真と、やっぱり衛星で舞台版を途切れ途切れ(ちゃんと見なさい・汗)・・・。

あー、あと、漫画で出てるのもありますね・・・立ち読みしました(こらーー!!)。

というわけで、事前に先月号の「ミュージカル」誌にて、主要キャストのインタビューと、一路さんの復帰インタビューが載った「婦人公論」を読んだり、あとは、伊礼君のブログを読んだりして・・・観劇。

一路さんや伊礼君も楽しみでしたが、山路さんの舞台は「MA」のボーマルシェ以来だったので(観たかったなぁ、『宝塚BOYS』・・・)インタビュー読んでると面白そうだったので・・・興味がそちらに・・・。


オペラグラスで、山路さん見つめちゃったからね。
いや、伊礼君の出てくる一番最初、軍服に帽子にコート姿が、まぁ、サマになってて「上背があって『華』があるっていいなぁ!!」って言う位、カッコよかった・・・!
久々の一路さんも、きれいで、高音も良く出て、でもって、「スカーレット・ピンパーネル」以来だった、遠野あすかさんも、かわいくてそれでいて抜群の歌唱力だったし。

初めて舞台で観た、葛山さんも、声は出るし、背が大きいのに驚きつつも、もっさり草食系男子?(←私が勝手に命名)を、好演していらしたし。

ドラマ「相棒」でおなじみの山西さん、髪型が違って、メガネがないと分からなかった・・・。
でも、おちゃめなオジサマぶりが、おかしかったですわ。

・・・そして・・・。
はじめはヤナ奴〜の高級官僚・カレーニンが、次第に「哀しくて、愛に不器用なオッサン」に見えてきて・・・。


う〜ん、アンナがかわいそうな部分もあるんですけど、時代が悪かった所も、確かにあるんですけど、ね・・・。


彼女が愛していたのは、実は夫でも恋人でもなく、息子でした、という・・・。
それと、いくら辛いからって、モルヒネやっちゃあいけないよ、と・・・。

キティとレイヴィンのカップルは、ほんとーに、このふたりだけ抜き取って別にお芝居作れるんじゃね?って言う位、おかしさ大爆発でしたが。
一回、ヴロンスキーに振られて、レイヴィンと別れちゃってるのが、キティにとって、かえって良かったのかもね。

にしても、レイヴィンて、「ミーマイ」のジェラルドと、いい友達になれそう・・・。
このカップルは幸せになれたけど、ヒロインとヴロンスキーは・・・・・・あぁ・・・。

カレーニンが、息子を渡さないのが、いかにも跡継ぎ重視・カミさん軽視、って、わっかりやすそうな、一見「器のちっちゃい、前時代的な男」っぽいんだけど・・・。

ほんとは、それなりにアンナを愛してて、息子にも、厳しいけど、愛情を持ってる、という・・・。


・・・アンナともし、やり直せてたら・・・でも、難しいんじゃないのかなぁ・・・。
カレーニンは、戻ってきたら、アンナを許せそうだけど、アンナは、もう息子のセリョージャしか、信じられない訳で・・・。
それまでのカレーニンとの「積み重ね」が、アレだったからねぇ。
もう少し「スマート」に、カレーニンが奥さんを愛せていたら、アンナがヴロンスキーに走ることは無かったでしょうが・・・。


ただ、「ヴロンスキーと共に!」って決意した時点では、息子には会わずに出て行く、って決めたのに、後になって息子が恋しくなっちゃった、っていうのが、ね。
ヴロンスキーが、いろいろお母さんとやり取りしなきゃいけないのを、アンナは、自分のこと棚に上げて、彼を非難するのは、見てて辛かったです。

ヴロンスキーも、若くて魅力的だけど、アンナを包み込んだりするには、まだ余裕が・・・。
それに、もしセリョージャ引き取って、果たして上手く行ったかどうかも・・・微妙だったろうなぁ。

「愛」についてアンナとキティが、語るとこ。
キティは明るい未来を夢に描き、一方のアンナは・・・愛の「移ろいやすさ」ひいては「現実」に直面しちゃった訳で。

「ごきげんよう」と、キティに言う辺り、この辺でどっか、「決意」してたと思うと・・・。

死の間際、アンナが見て、抱きしめたのも「エア・セリョージャ(←私が勝手に命名・その2)」だったしなぁ・・・。
やっとの思いで、寝顔だけでも、と会いたくて来たのに、母は死んだ、とカレーニンが息子に教えてる、というのが、ものすごいショック、だったのでしょうね。

わずかな希望さえも打ち砕かれて、死を選ぶ、というのは、どこか、ルドルフのようでした・・・。

・・・貞淑な妻、と評判の女性が、ある日、夫ではない若い男にのめりこんでいく・・・というのは、トゥールベル夫人(私が観たのは、「仮面のロマネスク」の方ですが)を思わせますね。
うーん、考えてみたら「貞淑な〜」って、誉めていはいるけど、実際は、なかなかなれない「理想」の人を、持ち上げてはいるけど、その人の心の中までは分からないから・・・難しいですね。

続く。

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