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zoom RSS 「美女たちの西洋美術史 肖像画は語る」

<<   作成日時 : 2011/05/03 10:28   >>

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・・・最初になんですが・・・この本にもエリザベートは取り上げられてますが、



あまり、期待するとがっかりかも??


・・・いや、人物紹介と同時に、画家の紹介、時代背景の説明もありますです。

西洋の中世史?とか、宗教がらみはあまり詳しくなかったし、ハプスブルク家の発祥?も、前にテレビで、マリー・ド・ブルゴーニュとマクシミリアン一世のなれそめをちらっと聞いたことがありましたが、その時はそこまで関心がなかったので(マルガリータ王女とマリア・テレジア並びにアントワネット、そしてエリザベートにしか、ハプスブルク家であまり興味がわかなかった私・・・汗)。

読んだ後、ちょっくら気になって、ヘタリアの3巻に、オランダお兄ちゃんとベルギーさんの話、そしてスペイン親分とちびロマーノの話とか読んで、少し納得。

・・・ネーデルラントとかフランドルって言われても、あんまピンとこないので(数年前の「THE ハプスブルク展」にて、おぼろげながら分かった程度・・・)この本で何とか・・・という感じでしょうか。

フランドル→フランダースって考えると、ああベルギーね、って、どうにかわかりますが・・・。


まぁ、そんなこんなで、エリザベートのことは肖像画ともども出てきますが、ちょっと個人的には不満が残ったりもするのですが(ええやんか、私はヴィンターハルター、好きだもん!)、ほかの人物とか王妃に寵姫の話は、知らなかったことも多かったので、面白かったです。

去年観た「モーツァルト!」のパンフで、「宮廷音楽家といえど、皇帝からしたら『召使い』」的な事が書かれてて・・・。

宮廷画家、と言っても、貴族によっては、あまりいい見方はされなかった、みたいな・・・。

そんななか、マクシミリアン一世が廷臣に語ったとされるセリフは、カッコいいなぁ。
(詳しくは、本を読んでね。)

一方で、王家の人間からすれば、有名な大富豪でも「商人」扱い、なのが、シビアというかなんというか・・・。
(これも詳しくは、メディチ家から来た王妃の話を参照。)

THE ハプスブルク展でも見た、アンソニー・ヴァン・ダイク、あっちでは黒衣のオッサンの絵ばっかりだったので、本書ではハンサムな自画像と共に、宮廷画家で厚遇された例として、紹介されてます(ルーベンスの弟子だったのか・・・知らなんだ・汗)。

しかし、合わせて読み返したハプスブルク展の図録によると、チャールズ一世の妃の女官と結婚したらしいですが、数年でヴァン・ダイクは亡くなったようで・・・。

つい、奥さんはどんな気持ちなのか、考えてしまう・・・。


・・・あ、現代の肖像画、ということで、最終章には、ジャクリーン・元大統領夫人をモチーフにした、アンディ・ウォーホルの作品も紹介されてます。


個人的には、マリー・ド・ブルゴーニュ、ディアーヌ・ド・ポワティエの話が、楽しかったかな。
(後者は、国王よりも18歳年上の寵姫!スゴイな・・・。)

エリザベス一世とメアリー・スチュアートの辺りも、今までよくわからなかったので、興味深かったです。
(どこかで「ガラスの仮面」の、劇中劇『二人の王女』は、この二人がモデル?みたいな文を読んだことがありますが・・・。違いは結構ありますが、照らし合わせて考えると、面白いかも。)



「美女たちの西洋美術史 肖像画は語る」木村泰司著・光文社新書

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