朝凪、夕凪

アクセスカウンタ

zoom RSS CROSS ROAD 感想2

<<   作成日時 : 2012/09/23 19:31   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像

感想・・・続きでヤンス。

山寺さんと林原さんは、兼ね役が多く。
一番多いのは、山ちゃん・・・。

あー、そういえば、朗読劇なので、台本終始、持ったままです。

山ちゃんは本開いて、林原さんは片方丸めて持つ・・・みたいな。ふと、アフレコの時もこうなのかな?なんて思ったり。
台本の持ち方ひとつとっても、各自、個性が表れるのですね〜。

山ちゃんはパガニーニの執事(それに合わせてか、衣装は19世紀風のスーツ)だったり、パガニーニの父、パガニーニを慕う若き音楽家・ベルリオーズ、パガニーニの小さい時の先生。
そして、パガニーニの才能を気に入り、条件付きで、さらに高い能力を授けようと近づいてきた音楽の悪魔にして地獄の侯爵「アムドゥスキアス」

↑なんかこう書くと、黄泉の帝王とどっかの大司教とどっかの錬金術師っぽいが、とりあえず違う・・・。

劇中、パガニーニにしか見えない使い魔、レグバは、セリフがなく(正確に言うと、音楽が台詞、らしい・・・。パンフ読んで知ったよ・・・。リカさんを通して「見えた」って感じ)なんかその辺が、「モーツァルト!」の、アマデをほうふつとさせる・・・。

ま、ラストは、パガニーニはヴォルフガングとは異なり、レグバとはあたたかい、いい関係でした。

林原さんは濃紺の19世紀風ドレスに白い長手袋&黒い・・・えぇと、ボンネットというか、ヘッドドレスというのか、とりあえず、リボンをアゴの所で結ぶタイプの、小さい帽子をかぶってました。

・パガニーニの母親だったり(これは、EVAのユイさんを、さらに年上にした感じ。ひたすら息子を信じて・愛して、包容力のある、それでいて芯の強さを感じさせる声でした)、
・パガニーニの押しかけ弟子?ロマの少女・ミーシャ(スレイヤーズのリナみたいな感じ。物おじせず、ズバズバ言っちゃう女の子)
・ナポレオンの妹の、女官(綾波を大人にしたような感じ。)

・・・の3役でした。
おかしかったのは、山ちゃんがパガニーニの執事アルマンドの時、回想としてミーシャと話してる時、パガニーニのお母さん役になって。
ミーシャがそれをツッコんで、おかーさん役を交代、みたいな流れになったのでした。

また、山ちゃんが悪魔・アムドゥスキアスを演じて・・・いるけど、山ちゃんのお得意なボイパーで、バイオリンの音、エレキの音(←19世紀にあるか!)、テルミンの一番高い音、尺八など(アジアの楽器なんですけどね、といいつつ・・・)・・・。
どんだけ芸達者やねん(笑)!!

執事はおじいさん、ベルリオーズは若く、高めの声、アムドゥスキアスは・・・ちょっと悪魔に聞こえないんですが、徐々に迫力を出していく、みたいなお芝居でした。
分かりやすい、お約束的な「悪魔」の恐ろしさではなく、口調はずっと丁寧なのですが、かといって、まるっきり「慇懃無礼キャラ」でもなく。
この、何とも言えない「ギリギリなひた隠し感」を、こんな風にしかお伝えできないのが、残念です・・・。

何役も演じる中、悪魔の時は、赤いライトが山ちゃんにあたります。

声優お二人は、場合によっては瞬時に役に切り替わるのが、凄いなと・・・。
いつだったか、アニメ「魔神英雄伝ワタル」だったかな、林原さん演じる、忍部ヒミコを、小さいヒミコと大きいヒミコ、声はどちらも、同録だったと本で読んだ事がありますが・・・。

生で、役の(声の)演じ分けって、なかなか貴重であります・・・。


そうだ。
下手、舞台にせり出したように、高価そうなイスと、飲み物が置かれてて。
・・・始まる前、ここにリカさんが座るのかなぁ?と思ってたのですが、最後まで誰も座りませんで・・・。
アレは一体・・・。

そそ、舞台は開演前、スモークっぽくで、客電ついたまま、舞台では雷が鳴っておりました・・・。
休憩のときも、かな。
舞台から客席に向かって、赤く引き裂かれた布が、垂れ下がっていたのも印象的。
・・・飾るの、大変だったでしょうねぇ・・・。

パガニーニは、十代のころは純粋な、白い二枚目風。
悪魔と出会って「契約」後は、天才ゆえの神経質で(まぁ、契約が、「恐怖新聞」みたいなもんなので、気難しくならざるを得なかったのですけど)ミーシャとのやり取りは、どこか、ブラックジャックとピノコのようでもあり・・・。


・・・ストリングスの皆様に触れるのを忘れるところでした(汗)。
ミュージカルのオーケストラピットから、双眼鏡でのぞきこむくらいしか、演奏者を生で観る機会が無いので、客席から舞台上にいる演奏者、というのは新鮮でした。

(その昔、ある弦楽合奏団の演奏会、行ったことはあるんですよ・・・。でも、知らない曲ばかりだったし、クラシックは嫌いじゃないけど、ミュージカルのオケピで満足してる自分もいたり。あと、クラシックの演奏会は、ミュージカルほど気軽に行けない感じがして、たまに、テレビで見て満足している程度・・・。)

ストリングスは、弓の動きにばかり目が行ってたんだなぁ・・・と自分の目の節穴加減を認識(汗)。
弦を抑える素早い手首の動き、細かく指で抑えて・・・みたいなの、知らなかったダス。
弦楽器より、昔自分がやってたせいか、金管楽器に目が行っちゃってたんで・・・。

チェロの方が、途中、上着脱いで演奏してた・・・。しばらくして、また、上着、着てましたが。
指揮者がいないので、あったり前かもしれませんが、3人で目で合図して、演奏に入るところとか、ドキドキしてしまった・・・。


話は劇に戻って。

ある契約によって、才能と名声は得たものの・・・・・・果たして、パガニーニは幸福だったのか??
失うものも多かったけど、完全な孤独では無かったし、使い魔のレグバは敵じゃなかったし、ミーシャが教えてくれた「イカサマは、ばれなきゃOK」「テーブルを離れたら、ギャンブルは終了」。

そして、母が言っていた、「・・・音楽は、自由なのよ」。

オカルトチックな噂が多く、ギャンブルや女好き、守銭奴とまで言われたけど・・・・・・。
音楽に翻弄されたけど、音楽に救われた面もあったわけで。

・・・2日間、4回だけなのがもったいない公演でした。
クリエって、実験的なことやるのね〜。

スタッフ・キャストに感謝!であります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

TBのご注意

CROSS ROAD 感想2 朝凪、夕凪/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる