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zoom RSS El Greco エル・グレコ展(東京都美術館)

<<   作成日時 : 2013/04/02 23:19   >>

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3月最後の日曜日、行ってきました。

曇り空なのがもったいない、桜がまだ残ってる上野にて・・・。

昨年夏?だったか「美の巨人たち」で、紹介されてましたね。今回の目玉であり、ポスターにもなってる、エル・グレコの「無原罪のお宿り」。
その時はまだ、日本に来るとは知らなかったのですが、放送の後、少ししてから、チラシで展覧会の事を知り・・・。
今年の2月末、ぶらぶら美術館で、展覧会の模様が紹介され・・・。

エル・グレコの絵は、「受胎告知」なら、数年前の「THE ハプスブルク展」が、印象的でした。
マリアのスカーフが、スペインのトレドのボビンレース編み、というのを図録で知り・・・。
この時は、トレドが、ギリシャ生まれのエル・グレコが長年住んで、終焉の地でもある、というのは、知らなかったです。
(でもって、日経おとなのOFF1月号を読むまで、大原美術館に、ほぼ構図が同じ「受胎告知」があるのを、知りませんでした・・・。私が見たのは、ブダペスト美術館蔵のもの。)



今回の展覧会では、「無原罪のお宿り」と、他にもいくつか、絵の端っこなどに、トレドの街並みが描かれていたり。

正直、ものすごくグレコの絵が好き、という訳では無いのですが・・・。
「無原罪の〜」は、かなりの巨大な絵で、日本初公開・これを逃したら、たぶんもう、トレドに行くしか、現物を見る機会は無いのかも、と思うと・・・。

前述のとおり、もとはギリシャ生まれ(エル・グレコ、というのも通称で「ギリシャ人」と言う意味のスペイン語)ながら、スペイン宮廷画家を目指したものの、宮廷画家にはなれず、死後は埋もれていった画家(後年、ピカソなどにより再評価)・・・というのが、気になって。

ぶら美の、山田五郎さんの解説によると、時のスペイン国王・フェリペ2世は、グレコの絵は嫌いではないけど、祈る気が無くなる、といいつつ、一方では絵を購入していたとのこと。

当時の流行ではない、写実性より、後の印象派にも通じるような荒い筆運びや、独特の色彩、人物を必要以上に神格化しない辺りが、かえって、当時のスペインの知識階級に喜ばれた・・・みたいです。

・・・確かに、原色使いで、それでいて光と影が強調されてる・・・。

服に白(ハイライト)を多用してる印象が強いので、ともすれば、人物が蛍光色の服をまとってるようなイメージがするのは・・・私だけかしら。

写実的なタッチの絵も、あることはあるのですが(「白貂の毛皮をまとう貴婦人」)、でももとは、イコン画を描いてたというのだから、そう考えるとスゴイですね・・・。

展示画のほとんどは、宗教画なので、「聖☆おにいさん」ネタを思い出してしまうものもあれば、館内にある「ジュニアガイド」(展覧会行った方ならわかる、大きめにパウチされた、子供向けのガイド)で、何とか分かった絵もあり・・・。

聖☆おにいさんネタ、と言うとなんですが、受胎告知のほか、「神殿から商人を追い払うキリスト」。
(「もーっ!!ここに祈りの家って、書いてあるでしょー!!」の、アレ・・・だと思う。)

図録買わなかったので題が思い出せませんが・・・、キリストが磔刑の前日、寝られなくて祈ってる時、弟子のみんなに、起きてて、って言ったのに、寝られちゃった、の絵とか。

「無原罪の〜」は、最後のコーナーにありました。
絵は巨大で、でも小さいものまで描きこまれてるので、右下の蛇は・・・言われなかったら、気づかなかったかも。
マリアもでかいが、天使も大きいネ・・・羽の迫力ったら。

無原罪のお宿りでもあり、聖母被昇天のWミーニング、な、絵だそうです。

このほかにも、「悔悛するマグダラのマリア」「福音記者ヨハネのいる無原罪のお宿り」も、大きい絵です。


ぶら美にて、山田さんによると、エル・グレコの絵は、印刷だと、なかなか忠実に再現されにくいらしい・・・。

4月7日までなので、如何ですか〜。
(日本でエル・グレコの絵があるのは、大原美術館の他、国立西洋美術館の「十字架のキリスト」2点だけなので、そういう意味でも、まとめていろいろ見られる機会は、貴重らしいです。)

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