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zoom RSS 貴婦人と一角獣展 (国立新美術館)

<<   作成日時 : 2013/05/30 23:19   >>

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日曜日の続き。遅れちゃったけど・・・。
観劇の有楽町のあと、乃木坂に…。

こちらも奇跡の来日。

フランス国外に貸し出されたのは、今を去る事39年前の、米国・メトロポリタン美術館のみ、とゆー貴重な、タピスリー(英語でいうところの、タピストリー、ですわね)。

ポスターでみると分かり難いかな・・・。
絵画ではなく、織物ですよー。


東京の後、大阪での展示もあるようですが、これを逃したらあとはフランスに行かないとみられなくなってしまふ・・・。
あまりタペストリーは好きではないのですが(今迄に見た西洋の古いタペストリーって、色褪せてて、大きくても「元の絵の方がむしろ、見たい・・・。」と、がっかりすることが多かったので)・・・。

入口を抜けて、織物が実際に視界に入ると・・・。


鮮やかな赤を基調とした、大きな織物は、遠くからでも、圧倒されます・・・!
まだ展覧会には行ってなくても「日曜美術館」での放送を見た方は、想像できるかも。

近くで見ると、500年前のものなので、さすがに色あせてるところはありますが・・・。
でも、背景の赤と、貴婦人のドレス(6枚それぞれ、人物はみな違う女性ですけど)や白い一角獣、花や動植物・・・。

ずっと見てても、絶対飽きないと思う・・・。

中世とかタペストリーとか、あまり食指が動かないほうですが、これは別格。
細かい、小さなものまできちんと描かれている・・・いや、織られているのが、スゴイ!!
それは例えば、花かごを編む貴婦人の手や指だったり、貴婦人の髪の毛先や、ドレスのハイライトや模様、ドレープの再現率とか、身に着けているアクセサリーなどなど・・・。

その分、獅子はどうして、ああも皆、たてがみが梳かしつけてあるのか・・・。
一角獣が想像上の生き物ですから、それにつられて?
あの時代、ライオンも、簡単に確認して描ける動物でないから、仕方ないのかな??

一角獣が目立ちますが、他の生き物もたくさん描かれています。
別室の映像コーナーなどで、6枚それぞれに描かれた生き物や植物にスポットを当てているのですが、サルや鳥、ウサギに犬など、動物好きの方にも、楽しめるのでは。

ウサギがたくさん描かれているのが不思議でしたが、ウサギ→多産→子孫繁栄の象徴、らしいですね。
ザクロの木も子孫繁栄の象徴のようで・・・。

「貴婦人と一角獣」が描かれた(織られた)時代、絵を描く、ということは当時のフランスでは「芸術家」というより「職人」ととらえる傾向が強かったそうで、その為、この織物の作者の名前は、今も分からないそうな(これは、「日曜美術館」でやってました)。

500年前の同じ時期、フランス王妃の時祷書の挿絵を描いた人物と、よく似た画風であることから、その人が作者では?といわれてるそうですが・・・。

それでも、この織物の中の一つ「我が唯一の望み」は、どういうことを指すのか、やはりこちらも、諸説あって不明なのだそう・・・。
(他の5枚は、五感を表現してる、ということで。)

ジョルジュ・サンドが紹介して、いろんな作家たちを刺激し、最近ではガンダムユニコーンにも取り上げられているとか。
・・・って、それを取り上げてる日曜美術館のほうも、スゴイよ!

ユニコーン、というと、ひどい話、今では「処女厨」なんて言い方をされる場合もあるようですが、普段は警戒心が強いけど、清い乙女にだけは心を許す・・・という所が、ひいてはキリスト聖母マリアを指すこともある、というのは、今回初めて知りました。



また、同時代の大きな、別の様々な織物もありましたけど・・・やはり「貴婦人と〜」の方が、素敵でしたね。
色合いと、作品の持つ魅力が、段違いと言いましょうか・・・。

織物で、あんなにまで表現できるって、図案を考えた人も偉いけど、実際に織り上げた人達も、半端ないですわ・・・。


織物や絵画に興味が無くても、見てほしいですね〜。
東京は7月中旬まで、そのあとは大阪です。(※ちょっち間違えてたので、訂正しました)。

また、織物の他、出品作品ぜんぶ、日本初公開です。
中世の世界に、心ゆくまで浸ってみては??

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