朝凪、夕凪

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zoom RSS 「エリザベート」感想その2。

<<   作成日時 : 2005/04/16 21:22   >>

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歌、といえば美々皇太后陛下。「プロヴァンスの碧い空」東京公演でも、神経質な伯母さまを丁寧に演じていたのを思い出します。

今回も、歌は勿論、芝居も丁寧。新婚2日目、シシィの部屋から出る時の後ろ姿、怖〜い余韻を残して去って行くのが、印象的。
エトワール。まさに、客席全体を酔わせた素晴しいソプラノ!!あぁ、退団が惜しまれます(涙)。

大空皇太子殿下。・・・・・・今回、音楽が東宝版を思わせる程、シンセや、ドラムがよく似ていた(編曲は甲斐先生だし。でもここまで強く出なかったのにな)力強い、迫力あるドラムが好きでしたが、そっちに関心がいってしまった・・・切腹!!

15分のうちに、次から次へと変化が激しいので、これまた難役。ただ、純粋だけど神経質な役をゆうひさんが演じるのって、自分は観るの初めてだったので、新鮮でした。
寂しさや苦悩するさまは、よく表れていましたし、軍服姿、キマってました。
また、パンフと、今日では軍服の下のシャツ?が違いました。

紫城伯爵夫人。彼女、この後、組換えなんですね。1幕ラストの歌、上手かったです。観る前、可愛らしさが今回は却って心配でしたが、結果、気になりませんでした。組換え後も、頑張って欲しいです。

北翔シュテファン。この方も歌がいい、と評判でしたが、遅まきながら実感。今後も伸びて欲しいですね。

マダム嘉月。引っ込む時、ルキーニとキス!!全般的に、アダっぽいのが良く出てました。裁判官はこの方だったんですねぇ、意外(でも、好演)。

ヴィンディッシュ嬢。・・・かつてこの役を、狂気の中にも哀しさを滲ませて好演した、陵あきのさんを彷彿とさせました。今回、この場面をどうするのかと思ったら・・・ショール。
ヴィンディッシュ嬢は、皇后とのやりとりの後、背筋をピンと伸ばして、穏やかな笑みで去ってゆくのですが、エリザベートは夕焼けの中、孤高の背中で歩いて行きます・・・。

あ、そうそう、各国の美女の中で、今回、衣装が変わってましたね!
エジプト→冠以外は「皇帝」の、オクタヴィア(・・・って、それはローマ帝国・・・。アムネリス様ではだめだったのかしら?ちと残念)。
スペイン→「激情」のカルメンでした(帽子とショールは除く)。
中国→「鳳凰伝」のトゥーランドット。
インド→薄紫を基調としたサリー(前のタイプは、「ダル・レークの恋」で、ヒロインの妹・リタも着てました)。

何気に変わってるのが、嬉しかったです。

・・・はー、長かったけど、覚えてるのを取りあえず書いてみました。

・・・「男役がエリザベートを演じる」それは、何度も公演される度「強い・エゴイスティックな(=リアルな)皇后」というのが浸透していった結果なのでしょう。
演者の奮闘が光り、成功となりましたが、私は、花總さん、白城さん、大鳥さんらそれぞれのシシィも、好きです(どっちがいいか、とは言えないです)。

それから、いきなり手だけ現れて、シシィを誘う・・・マリコさんの「遺産」だなぁ、と思いました。

銀橋に民衆を全部出す「ミルク」の場面、盆を使った「運動の間」・・・新たなアイディアを生み出す、そのセンスも見逃せません。
(・・・だから、パンフに寂しい事書かないで下さいよ、小池先生・・・。契約とか、5組上演したとか、東宝版との折り合いとか、いろいろあるかもしれませんが。)

本当に、今回は月組奮闘公演でした。悲しい哉、暫く観ないうちに名前と顔が一致しない生徒さんが増えましたが、下級生も本当に良かったです。

来月22日まで、お体に響かない範囲で、出演者全員、輝いて欲しいです。有難うございました!
(チケット取った日、そして今日、駅の送り迎えしてくれた父にも、感謝。そして、ごめんね。)

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