朝凪、夕凪

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zoom RSS 初観劇!!「モーツァルト!」

<<   作成日時 : 2005/07/25 19:12   >>

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・・・3度目のカーテンコールで、「皆さん、楽しい日曜日をー!!(笑)」と言って、アマデをおぶって下手に行った井上君・・・。
こちらこそ、ありがとう(^。^)!・・・もう月曜日だけど、いい思い出になったよ。


01年再演「エリザベート」のルドルフが、舞台で井上君を観た最後だったので、当然ですが、こんなに沢山ソロナンバーを歌ってるのは初めてでした。難曲揃いだけど、時にパワフル、時に哀しく歌う彼。また、初舞台時から歌唱力だけでなく、ダンスも評判でしたが、それも納得。

音楽で父や大司教との間で猛反発したり、苦悩する一方、気前がいいのかちゃらんぽらんなのか、姉・ナンネールへのお祝い金を友人に「あげるよ」・・・いいんか、キミー?!

ヴォルフガングの金銭感覚は、音楽的才能に比べて・・・はいけないレベルだったらしい・・・。

父・レオポルト。まだ初めの頃、息子と和解して、肩を抱き合って暗転・・・という時、まるで後輩と飲みに行く陽気な上司のようでした(そこが好き)。
だんだん息子との亀裂が深くなっていった辺り・・・辛かったです。
舞台で市村さんを観たのは初めてだったので、「天才」を育てた「自分」に固執する「狂気」や、謎の存在として、レクイエムの作曲を依頼する辺り・・・歌唱と演技、場を引き締めてます。

コロレド大司教。聖職者にあるまじき言動が目立ってましたが、威厳、存在感は凄い。怖い。偉丈夫。「若い者には負けん!!」とばかりの、大迫力歌唱。圧倒されますネ・・・。

真っ赤な衣装も印象的ですが、黒の衣装、十字架があの位置にあるのが、有村先生ならではかな?と思いました(「薔薇の封印」のパレードの衣装とか、わざと?十字架の位置が横にあったのを思い出しました)。
黒のロングブーツの飾り・・・宝塚版トート閣下を連想させますわ。

ナンネール。かわいいけれど、弟の影で幸薄い人生だったようで・・・。
「ショムニ」の胡散臭い(失礼!)キャラとは打って変わって、かわいい、弟想いの姉を、よく表現されていたと思います。
私はどうしても、高橋由美子さんの歌、というと、沢山あるにも関わらず、真っ先に「魔神英雄伝ワタル2」のOPを歌った人(そして西田さひかるさんは「小公子セディ」・・・)、という印象が強いので、「アニーよ銃を取れ」のタイトルロールを演じた事は知っていたのですが、ここまで歌える方だったとは知らず、認識を改めました・・・・・・。


ヴァルトシュテッテン男爵夫人。
素朴な疑問ですが、この方の夫って、どんな人だったんでしょう?亡き母に代わり、ヴォルフガングを温かく見守り、才能を高く評価しますが、彼を思う心から出た言葉とは言え「大人になりなさい」は、彼にとっては厳しく聞こえ過ぎたかも。
ポスターのドレスも良かったですが、銀色のドレス、キラキラしてて凄くキレイでした!!
久世星佳さんも、歌唱力を評価されている方ですが、「星から降る金」・・・名曲にして難曲です・・・。
でも、久々にのんちゃんの歌が聴けて、嬉しかった!!

シカネーダー。私は初めて観たので、リピーターらしき方々が、彼の登場シーンで拍手してるのが聞こえて、シカネーダーのファンも沢山いるんだなぁ・・・と思いました。史実でも、モーツァルトと結構通じ合う仲だったそうですが、端正な外見の上、才能豊かで飽きさせない・・・・。儲け役ですのう。
吉野圭吾さん、ポスターでもカッコいいですが、動きもいいですね。
「ミュージカル」誌にて、インタビューや対談を読んだ事はあるのですが、どんな役者さんなのかは知らなかったので・・・魅力的な方でした。

コンスタンツェ。辛い日々から、分かり合える男性とめぐり合ったというのに、夫婦のすれ違いが哀しい・・・。こちらもソロナンバーがあり、内面を見せる、難しいものでした。明るく朗らかな反面、寂しくて分かり合えなくなってしまう。「ボタンのかけ違い」が、かわいそうでした・・・。

アマデ。何も言わないからこそ伝わるものもあり、観客の想像力をかき立てる存在でもありました。子供が演じる事での可愛らしさと同時に、「怖さ」も持ち合わせてます。
ふと立ち止まったり、ムキになって作曲してたり、ヴォルフガングの服を引っ張る辺りが好きでした。

一幕ラストの、羽ペンを腕に突き刺すのも残酷でしたが、ラストも壮絶・・・。

「二人で一つの命を分かつ」・・・ちょっと違うけど、漫画「聖伝」の、迦楼羅族を思い出しました。
(人間と、それぞれ対になる鳥がいて、死ぬまで命を分かつ、というもの。人間が死ななければ鳥も生きているし、人間が死んでしまえばその鳥共々、命を落とす宿命にある・・・。)

よく「エリザベート」に似てる・・・と言われてますが、曲のイントロとか「あれっ?」と感じさせるものが幾つかありました。あと、冒頭、主人公が既に死んでいて、生き残った人達が語り始めて、というのも・・・。

いまだに人々に語り継がれる存在であり、功績を残してはいるものの、そんな主人公の「光と影」を、これでもかと描くのも、共通してますね。

ただ、こちらの方がより、ロック色が強いので、驚くと共に、ナンバーが本当に、カッコいい!!時代的には「エリザベート」より前なのに、逆転してますね。
でも、「モーツァルト!」の方が新しく作られてるから、クンツェ・リーヴァイ作品の「進化」を十分に感じさせます。


アンサンブル出演者だと、そんちゃん(秋園美緒さん)。アロイズィアの歌声が見事!昨年の「エリザベート」でも、女官役や「悪夢」の場面での夫人役など、かわいかったし、笑顔が印象的でしたが、定評の歌唱力だけにとどまらず、頑張ってます。

野沢聡さん。肉屋さんだけど、大司教の真似をしてるとこがなかなか、面白かったです。

砂川直人さん。コンスタンツェのパパだと、後になって分かりました(汗)。「エリザベート」では重臣だったので、強欲なキャラクターが印象的でした。

森田浩平さん。ナンネールの夫役・・・で、いいんですよね(こんな書き方で、ごめんなさい)。「レ・ミゼラブル」のグランテール役、好きでした。「エリザベート」のツェップスも好きでした。昨年の再演ではツェップスではなかったので、ちょっと残念・・・。
ナンネールに冷たいのはショックだったけど、森田さん、9月の「エリザベート」重臣役、楽しみにしてます。

アンサンブルの皆様、そして井上君、山口さんは「エリザベート」が控えているので、お稽古とか大変でしょうが・・・暑い中、本当にご苦労様です。
感動を有難うございます!!
公演はまだ続きますが、千秋楽まで、お体に無理の無い範囲で、一公演毎、無事に過ごせますように・・・・・・。

あ〜、毎日観たくなっちゃう・・・(うぅ、お金が無いから来月、中川君の回を観るのが精一杯)。

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