朝凪、夕凪

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zoom RSS 東宝「エリザベート」その三。

<<   作成日時 : 2005/09/23 08:58   >>

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・・・精神病院。鉄格子等、いつもだけど、ここは宝塚版よりも描写が・・・。
「ひざまずくのは、あなたよ!」←前は「私の方がエライのよ」って言ってるみたいで、嫌だったんですが、今回は比較的、穏やかに言ってました。

・・・皇后の勝利。ゾフィーに呼び出されて出て来る重臣達。皇太后も老けた・・・。
ゾフィーの杖に直撃したグリュンネ伯爵。今度は仲間達を縦にします。哀れ、ラウシャー大司教・・・。
その大司教、「紳士の社交場」に行ったか、厳しく皇太后に睨まれます。大司教、しどろもどろ。でも、重臣達は背を向けたまま。・・・脆いチームワーク・・・。

で、幾ら陛下を誘惑する女性を探しに・・・ったって、なんでわざわざ、毒々しい店を選ぶのか?言ったもん勝ちか?重臣の趣味か?
違うタイプの美人じゃ、ダメだったのかしらん・・・。受け入れちゃう皇帝も、皇帝だけど。

皇后様、体操中に無理がたたって昏倒。ドクトル・ゼーブルガー登場。
実は、昨年のこの場面の閣下が、自分にとってツボでした。杖をよろよろさせながら、まるでヤブ医者か老医師のようで、いかにもヤバそうな雰囲気、プンプン・・。

今回は「杖よろよろ」は抑え目、声色とか、腰が曲がってる所で、胡散臭さをアピール(?)。
シシィが夫に絶望・命もいらない、と知るや・・・先生は杖も帽子も放り投げ(誰がお片付けするんじゃい)、正体を明かす。セクシーですのう、椅子で迫る辺り・・・。

・・・が、やっぱり、シシィはお断り。

ゾフィーの死。妻が旅に出てしまった原因は「あなたのせいです」と母に詰め寄るフランツ。
・・・ちょっと待って陛下。その台詞は新婚時代にエリザベートに言えなかったの?
確かにママの強硬策は原因の一つではあるけど、それに乗っかっちゃった方も、責任があるんじゃない??ママのせい、だけではなかろう・・・。

ルドルフが幼い時「皇帝には妻も母もないのです!!」と孫に怒った「宮廷で唯一の男」、国を憂えながら、寂しく絶命・・・。

ゾフィー亡き後もウィーンには戻らないシシィ。コルフ島にて、パパと「再会」。パパはせり上がり・背を向けたまま登場。
このパパは、娘の見た幻なのか、パパの残留思念なのか。温かい言葉をかけ、娘の頭に口づけして、去って行きます・・・。取り残される、娘・・・。

父と息子。
初演時、世紀の変わり目だった事もあり、扇動された民衆が、怖かった・・・。今回も、ルドルフに反応しない、無言で、石のように動かない冷たい雰囲気の彼らは、怖いんですが・・・。
ハーケンクロイツの大きな幕を取って、腹立たしく手放すルドルフ・・・。

(でも、立ち去る民衆の中に、最後の二人が、幕をお片づけして去って行くんですな。)

「闇が広がる」・・・振りが宝塚っぽいなぁ、手つないで後ずさりで・・・。

独立運動。
東宝版は、ここのドラムが好きです。力強くて・・・。
革命家達、髪に白いものが混じり、ヒゲも生やしてます。トート、ルドルフを焚き付けるだけ焚き付けといて、突き放します。分かってるけど、酷い・・・。

警官に名前を聞かれて、長い沈黙の後、答える皇太子・・・。

長旅から帰ってきたママは、息子の苦悩など知らない。
今回観てて思ったのが「分からないわ、久し振りなのよ」と言う口調。前は冷たい感じだったけど、今回は、優しそう。
でも「都合の悪い事は関わりたくないし、視界に入れたくないわ」と言いたげな顔・・・・・・。

ルドルフ、トート達に翻弄され、命を落とす・・・。

葬儀。初めて気がついたのが、棺に「皇太子ルドルフ(←独語で) 1858−1889」と書いてある事・・・。
棺から出てきたのはトート。自ら死を願うシシィに、恍惚の表情・・・が、間際で拒絶。
泣き叫ぶ、皇后・・・。

夜のボート。
黒衣の二人が歩いてるのは、棺の上・・・。
前述の通り、長い結婚生活の中、結局二人は、大事な時に何度もとことん話し合う事無く「公務優先(もしくは、公務にかこつけて逃避)」した為、相手の不満を解決しないまま「ちりも積もれば山となる」の如く、相互理解が出来ないまま、来てしまったんだなぁ、と・・・。

エリザベートは、別の言い方すると「自分大好き人間」というか・・・。
・・・って、夫婦になった事の無い私が言うのは、筋違いかもしれませんが・・・。

だから、ここを観て「哀しい」んだけど、夫婦の存続・維持って難しいからこそ、歩み寄り出来る内は早い段階で(どうしても無理なら仕方ないけど)・・・と。
「いつか(略)分かり合える日が来るでしょう」←・・・いつか、じゃダメなのね・・・。夫婦に限らず、話し合いが出来れば(それで解決可能なら)、苦労しないんですが・・・。

悪夢。
アランソン公爵夫人、そんちゃん(秋園美緒さん)かわいいけど、哀れ・・・。
トート閣下、ルキーニにナイフを上から投げます。ナイスキャッチ。

やっぱりここでも、スターレイ夫人と皇后様は、棺の上を歩いております・・・。

刺殺(パパとママが見てるんだよ、娘が殺されるのを・・・)後、トートダンサーがお着替え手伝い。

白のノースリーブドレスに。トートとシシィ、近づく。
腕を伸ばしてトートの胸に来るシシィ、ゆっくりと「死」を抱きしめます。目を閉じて天を仰いでる、その時の閣下の表情が・・・・・・!
「・・・やっと、やっと愛する人が自分の所に来て、今、腕の中にいる!」っていう気持ちが、伝わってくるんです・・・。

でも彼女は、棺に入ってしまうのよ。うぅ・・・。

そして、「元に」戻り、閣下の足元には首吊りしたルキーニが・・・。

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