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zoom RSS ETV特集 わが父 溥傑(再放送) 

<<   作成日時 : 2006/02/19 00:20   >>

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先週の放送で、書くのが遅れてしまいましたが・・・。
清朝最後の皇帝の弟、愛新覚羅溥傑・浩夫妻のことは、映画「ラストエンペラー」で知った方で、数年前ドラマ化もされましたが、その前に、宝塚星組「紫禁城の落日」(星組トップ・日向薫さんのサヨナラ公演。日向さんが皇帝・溥儀役)で、紫苑ゆう・白城あやか両氏が、この夫妻を演じてました。

(私は、TVで放送された公演をビデオに録画したものを、以前、知人の家で見ることが出来ました。カットが多く、完全版ではありませんでしたが・・・。)

劇中、溥傑役の紫苑さんが、妻に「宝塚の○○(←お名前失念)にそっくりだ」という台詞があり、当時、疑わしかったのですが・・・。
番組によると、やはり具体的な生徒の名前は分からなかったものの、浩さんとのお見合いの時、「宝塚のスターに似ていた」と思ったそうで、あの台詞はまるきり嘘ではなかったのだなぁ・・・と感じたのでした。

(それと同時に、素朴な疑問。「溥傑氏は、宝塚を実際に観たことがあったのか、もしくは好きな生徒がいて、舞台写真等、持っていたのか・・・?」←宝塚って、戦前はむしろ男性ファンが多かったようですけど・・・。謎は解けたが、深まった・・・。)

・・・余談ですが、ドラマで浩さんを演じた常盤貴子さんは、白城あやかさんのサヨナラ公演・97年「エリザベート」東京公演千秋楽にご観劇、休憩中に楽屋にいらして、あやかさんに「最後まで頑張って下さい」と、お花を贈られたそうです。

(↑注・現在、東京宝塚劇場はスペースの都合上、お花の差し入れは厳禁です。)


浩さんが書かれた自伝は買って読みましたが、ご主人の自伝があったとは、恥ずかしながら知りませんでした。
(ハヤカワ文庫の「ラストエンペラー」、岩波文庫の「紫禁城の黄昏」、川島芳子の妹の手記は読み、未読ですが、溥儀の自伝「わが半生」の存在は、知っていましたが・・・。)


番組では、夫妻の二女である、こ生(こ、の字はPCで出ないので・・・)さんが、旦那さまである福永氏と中国で、両親のゆかりの地を訪ねる、というものでした。
こ生さんが幼かった事もあり、また、両親から生前聞けなかったこと(刑務所にいた時のこと)も関係者から聞かされるなど・・・もう少し早い時間帯で、もっと多くの人に知ってもらいたい内容が紹介されてました。
(これ、本かDVDにして欲しいなぁ・・・。)

こ生さんが、大戦後、中国の内戦下(国民党と共産党との戦い)、自分と母を庇って亡くなった人達のことを語ってらっしゃいましたが・・・・・・これまで聞いた事の無い、壮絶なもので・・・。

こ生さんは、今でも、その時の生々しい惨状が、忘れられないそうです。
穏やかな表情と、上品な口調からは想像できない、過酷な人生を垣間見たような気が致しました・・・。

・・・身を挺して自分達を守ってくれた人達の事を思い、祈る姿が、印象的でした。






政略結婚ではあったけれど、夫婦仲はとても良かったし、浩さん、長女・えい生さんも先に亡くなられたのですが、最後まで、愛情がすれ違う事はなく、お互いを思い、支えあう姿が、印象的でした。
 
・・・恐れ多いですが、溥傑さんのような旦那さま、理想であります・・・。
(晩年、「浩さん、ほら、危ないよ・・・」と言って、いつも奥さまを気遣い、寄り添っていたそうで。今回の番組でも、例えば違う意見を述べるにしても、丁寧な表現を使ってるのが分かり・・・。)

政略結婚ではあったけど、仲睦まじい夫婦、って、ホッとしますね。
(↑自分達の意志が存在しない結婚ですから、仲よりも形式重視で、愛情が無いのが普通・・・かもしれないですが・・・。浅井長政・お市も、仲が良かったそうなので、この二組って、自分の中では特別な位置にあります・・・。)

溥傑さんが存命中、こ生さんがお見舞いに行ったのを、別の番組で見た時があります。
映像は病院の外観、音声は病室内のものでしたが、ふと、思い出したり・・・。

今回の番組では、夫妻が日本に来た時のニュース映像も流れて、自分は初めて、溥傑さんの映像を見たので、それも貴重でした・・・。



・・・日中関係が複雑な昨今・・・、いろいろ考えさせられました。
(・・・溥傑さんの自伝、読んでみたい・・・・・・。)

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