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zoom RSS 映画『ドリームガールズ』

<<   作成日時 : 2007/04/02 22:07   >>

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見に行ったのは3月最後の日曜でした(近場の映画館じゃ、夕方一回きりの上映に切り替わってた・・・。ので、ちょっと遠いけど別の映画館に。10年ぶりだったので、周りが変わっててびっくり)。

・・・正直・・・映画を見てから、アカデミー賞授賞式・歌曲賞ノミネートの3人のパフォーマンスが見たかったなぁ、と・・・。
あれも充分、迫力・見応えのあるものでしたが、ストーリーを分かった上で見られたら、もっと感動しただろうなぁ・・・と。


(3人の「つながり」とか、紆余曲折あったけど最後には、わだかまりが解けたのね、とか・・・。)

ビヨンセより、新人のジェニファー・ハドソンの評価が高いので、どんなだろう?と思ってました。
確かに、授賞式でハイレベルな歌を披露してくれましたが・・・。


・・・ミュージカルは声が出るとか上手く歌える等の他、「台詞」としての「歌」でもあるので、ただ歌唱力が高いだけではダメで、「感情」を歌にのせなくてはいけません、が・・・。

ドリーメッツからドリームズへ、スターダムにのし上がってゆく反面、売り出す為にリードヴォーカルを外され、果ては(まぁ、わがまま故の「身から出た錆」的なものもあるんですが。「ガラスの仮面」でいう「舞台あらし」になってしまったエフィ・・・)ハドソン演じるエフィがグループから外されるに至る、その場面・・・。

難しい歌に感情を込めながら歌い上げ、且つ芝居も・・・という所、新人とは思えない、パワフルな歌でした・・・。
(あんまり感情を込めすぎると歌えなくなる、さりとて冷静になると「ただの歌」と化してしまうので、ミュージカルはその辺、コントロールが難しく・・・。これは、元々歌に実力のある人でも苦労するのだそうですが、この場面、タダでさえ長いし・・・。)

インタビューで、演技指導を受けながらの撮影だったとハドソンは言ってましたが、にしてもスゴイ・・・。


最後は、グループは解散しつつも、それぞれ新しい道を選ぶ、みたいな感じで、脱退したエフィもステージに上がり、歌う・・・というのが、救いのあるラストでした。


リハーサルから本番に行ったり、暴動の中、煙からステージに場面がきれいに「つながる」ので、うまいなーと思いました。
カメラも、先のケンカの場面、ミラーが置いてあるステージで、みんなに呆れられて孤独になるエフィを映したり(違う場面でも鏡を効果的に撮影してましたね)、カメラも頑張ってます。

衣装、60年代の話なので、昔のデザイン→古臭い・野暮ったくなる可能性が出てしまうのですが・・・レトロな中にも華やかさ・オシャレ感が出ていました。
(E・マーフィー演じるジミーのラストステージになってしまった時の、ドリームズのオレンジの衣装とか、ビヨンセ演じるディーナの黒いスーツとか、いいな〜と感じました。特に後者は、ステージ衣装ではないですが、大人っぽくてシックなとこが、ステキ。アカデミー賞で衣装デザインがノミネートされたの、納得・・・。『マリー・アントワネット』が受賞でしたが、これは仕方ない??)

J・フォックス(カーティス役)。
パンフ読むまで、元はコメディ出身て、知りませんでした・・・。
『Ray/レイ』見逃してちょっと後悔・・・。

劇中では中古車販売会社から歌手のマネージメント兼プロデューサーに転身、まだ差別の残る時代にあらゆる手を使ってドリームズを売り込む(初めの頃は、カッコよかったけどなぁ・・・。賭博で稼ぐ場面、これだけで映画撮れそうな位、キマッてた・・・)ものの・・・。

ビジネスとして成功する一方、心がだんだん冷たくなり・・・(「夢」が「野心」にすりかわってしまったのね・・・)。

ドリームズは解散しても友情は復活・新しい門出的なラストでしたが、この人は・・・。
エフィは不遇の時も、娘がいたり心のよりどころがありましたが、カーティスは結局、妻となったディーナに去られるので・・・仕事はやり手でも、本気で誰かを愛する事が出来なかった、ある意味、悲劇の人なのかも??

E・マーフィ(ジミー)。
最終的にカーティスに切られ、薬物中毒もあってか、亡くなりますが・・・。
確かに演技・歌・パフォーマンスは飽きさせないですね〜。

だけど、ドリームズのローレルに対して・・・、や〜、彼女が友達だったら「奥さんと別れないのに関係ズルズル続けるような男は、さっさと捨てちゃった方がいいよ〜、仕事は出来ても、男としてサイテーだよ?!」って、言いたくなりました・・・。

他の出演者だと、控え目ながらも手堅い演技のK・ロビンソン(C・C役)、カーティスにクビを切られながらも後にエフィを支えるグローバーを演じたD・グローバーなどが、印象に残りました。


エンディングも、こってましたねぇ〜〜。
多分、舞台の「カーテンコール」を模したのかな?主要キャストとナンバーをつないで見せる・・・粋な演出でした。
(衣装、セットデザインもちょこっと出ましたね。これもなかなか・・・。)

サントラ、欲しくなったザマスヨ・・・。

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