朝凪、夕凪

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zoom RSS THEハプスブルク展

<<   作成日時 : 2009/11/09 10:08   >>

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土曜日のこと。
初めて行く美術館だったのと、混み具合とか心配でしたが…どうにか辿り着き、あと、初めてつながりで音声ガイドも借りての、絵画鑑賞となりました。
・・・「ベラスケスもデューラーもルーベンスも、わが家の宮廷画家でした。」とコピーにはありますが、最近まで吉原が舞台のアニメを見てた人間としては、特別展示の、明治天皇がフランツ・ヨーゼフ1世夫妻に贈った画帖の中に吉原が描かれてたてのに、驚いてしまったり。

・・・こっちの話から先にすると「風俗・物語・花鳥図画帖」2帖の中の、一枚(三代目歌川広重)で・・・。
アニメのイメージ強かったんで、絵の中のお姉さん方が黒を基調とした着物ばっかりなのが、違和感が。さらに、「何で外国の皇帝に吉原の絵?」と疑問だったのですが・・・。
「吉原」は調べてみると、「花街」というだけでなく、「社交場」としての一面もあったから(?)みたい・・・です。
この絵だけだと、大きな店の中で、お姉さんたちとお客の男性たちがお酒飲んでるのが窓から見えるのですが、どこか整然としていて・華やかさは抑えられている印象がありました。
派手できらびやかなイメージが殆ど無いので、題名を知らなかったら、吉原と気が付かなかったかも。

フランツはこの絵を見て、どんな感想を抱いたのか、ちょっと知りたい・・・。
(別に吉原以外にも、巴御前とか紅葉狩りとか、絵師もあと5人いて、沢山の絵があります。贈られてたのは他に蒔絵棚が二つ。)


前置きついでに、音声ガイド(貸出料・500円)。
担当が『エリザベート』の暗殺犯・ルキーニ役の方だと思うと、つい「俺ァとっくに死んだんだ!!」とか言い出すのでは?と、あほな心配をしてしまうのですが、そんなことはなく(あったら誰も借りません、そんなガイド・汗)・・・。

個人的に、展覧会に行ったら「好きな絵はとことん眺め、そうで無いものはさっと見て通り過ぎる」、というパターンの人間なので、音声ガイドはさすがに、全部の絵の解説は無いのですが、関心のないものについても、じっくり見ることになり。

ポスターにもなってる王女さま皇后さまが目当てだったので、ガイドありの他の知らない絵は(一応、絵の近くにも解説文はありますが)知識が無いとき、助かりました。

女帝(11歳の頃すでにあんな賢そうな眼差し・品の良さって、何度見てもスゲェ)とマルガリータ王女(弟と並んでるのは初めてですが)の絵は、以前にも別の展覧会で見たことはあるのですが、やはり今回、見たかったのが、ヴィンターハルターの「皇妃エリザベート」でしょう。
・・・もう、公演パンフとかひっくり返せば難なく見れる絵ではありますが、本物はでかくて、きれいですゥゥゥゥゥゥゥ・・・!

両隣のだんなさんの2枚の絵が・・・(サイズが小さいってのもあるけど)かすむ(ごめん、陛下)。

今まで、別の画家が描いた(複製画、というにはドレスの模様とかが違うやつ。ポーズは基本同じだけど、袖のデザインとかいじってあったり、スカートの後ろに、黒いチュールみたいなのがかかってるヤツです)もん2回くらい見た人間からすると・・・「やっっっっと、本物見れたァァァァァァ!!」なのです・・・。


あとは、宗教画とか見ると、某漫画の影響で・・・。
・「ハト」→「父さん」、
・「うまく踊れたら、ヨハネの首を!」「マジで?飾るの?!」的な感想を抱いてしまう絵が(後者は「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」・汗)。

デューラーの描いた、有名な、女性の肖像画・・・意外に小さい・・・。
ルーベンスについては、先日、「美の巨人たち」でも(取り上げた絵は違いますが)やってましたね(ハンサムで、五ヶ国語に堪能な、外交官にして画家というのは知りませんでした。大量注文には工房立ち上げて、弟子と描いていたとか・・・。にしても、ウフィツィ、ウィーン、プラド、エルミタージュにそれぞれ収蔵されてるって、ケタ違い・・・)。

レンブラントの絵も、「夜警」しか知らなかったので、息子の肖像画とか、音声ガイド聞いて、そんなドラマがあったのね、と・・・。

工芸品とかも、螺鈿細工の絵とか、シャーベット用のピース(カメオってアクセサリーだけかと思ったら、こんな所にも用いられていたとは。しかし、とても手が込んだ作りなので、シャーベット入れるの、勿体ないかも)など・・・。

統治時代が長いので、領土とか国土やら、その時々で変わるから、一辺にさっきのコピーの如く画家をくくられると、戸惑いもあります・・・が、有名な女帝や王女や皇后が筆頭に来るハプスブルク家の、長い歴史の中の異なる特色に、沢山触れた気がします。

・・・こういう機会がないと、あまり知ろうとしないからなぁ(汗)。

「名門王家ハプスブルク」というより、彼らが愛し庇護した画家達(+工芸品)が「主役」かな、と感じた、展覧会でした。

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