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zoom RSS 若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の美と生命(福島県立美術館)

<<   作成日時 : 2013/09/23 21:22   >>

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昨日、行ってきました。
・・・今日(23日)で、終わりですが・・・。

ホントは、もっと前に見に行きたかったですけど、何度も言うように、この夏はアニメ映画尽くしで、仙台や岩手は、自分には遠くて・・・。

ただ、さっき、春にやってた美術系の番組、改めて見たんですよ、この展覧会関連の。

岩手はわかりませんが・・・
仙台では、鳥獣花木図屏風、ガラス無しの展示だったんですね・・・!!
生で見たかったァァァァァ!!


06年の、東京国立博物館での、プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展で、鳥獣〜は見てるのですが・・・。
(その時の感想は、こちら。→http://adzuleight.at.webry.info/200608/article_22.html

その時には、全部でどんな鳥や動物がいるのか、詳しくは把握していなかったので・・・。
今回は、近くに、ここにこういう生き物がいますよ、と、実在、空想含めて、すべて書いてありました。
調べた人、GJ!

しかし、遠くにいるラッコは・・・あれは気が付かない・・・。
一角獣?までいたのは、知らなかったです。

獏や麒麟にヤマアラシ、ニホンザルとおなじ屏風の中に、オランウータンやテナガザルまでいたなんて。

「美の巨人たち」では、鳥の屏風の中に、右端真ん中の黒い鳥は、光の当たり方によって、青っぽく見える・・・
(※小さいマス目の中に、黒い四角の縁取りがあって、マットな黒とシャイニーな黒の線がある、その中に青いマスがあるので、光の当て具合で見え方に差が出る。)
・・・というのが紹介されてましたが、うーん、人が大勢並んでるので、よくは確認できませんでした・・・。
黒の中に青い色があるのは、見えましたけど・・・ああ、もったいない・・・。

今、日経おとなのOFF、1月号の、プライスさんのインタビュー読み返してますが、この展覧会の事はこの雑誌で知ったのですけど・・・。

「この作品は幸福に満ちています」

色鮮やかなのと(ぶら美の五郎さんによると、若冲は金に糸目をつけなかったから、良い絵の具を使ってるから、200年たっても鮮やかなんだよ、との事です)、左隻中央の、鳳凰が笑っているように見えるのも、関係あるような・・・。
右隻のトラや、オランウータンにニホンザルも、以下同文・・・。

また、鳥獣〜は、若冲の落款が無いので、違う人が描いたのでは?という説もあるらしいです・・・けど、実物見たら、そういうのは吹っ飛んでしまいますね・・・。

美の巨人たちによると、プライスさんが入手する前、とある美術館の倉庫に眠っていたそうですが、その時は
「下品だ」と言われていたそうな・・・。

・・・その人、今、めっさごっさ、後悔してるんじゃあ・・・(汗)。

鳥獣〜のそばには、若冲が最晩年に描いた、水墨画の「鷲図」が。
展覧会に行った方はお分かりでしょうけど、配置が、やや斜めになってて、鷲の視線の先に鳥獣〜が見える、という。

鷲(を、若冲に見立てて)の鋭いまなざしの先に、若冲の望んだ「楽園」がある・・・、みたいなことを、どこかの番組で、プライスさんがおっしゃっていたような。

鶏の絵とか、ほんと〜に細かくて、カメラの無い時代、一体どれだけ観察しまくったんだろう?という絵もあれば、今でいう「ゆるキャラ」のような、「伏見人形図」とか・・・。

(※鶏は、自宅で飼って描いたそうですが、一年ほど観察してから、絵に取りかかった模様。それにしたって、あの写実性は、フツーではない・・・。)


若冲の他、曽我蕭白、鈴木其一、酒井抱一などの絵が。
蕭白は、馬の屏風絵がいいなぁ、と思いました。金箔で、荒いタッチの何頭もの馬の絵・・・でも、絵葉書は無かった(涙)。

酒井抱一の、12か月を描いた掛軸は、趣がありました。
また、今回は、プライスさんの意向で、小さな子どもたちにも分かり易いタイトルになっていたりしたのですが、解説ではほかに、絵に描かれた花や動植物の名前が、そばに書いてあったり・・・。

こういう試みは、他でも増えてほしいなあ・・・と、僕は思いました。
西洋画スキーの自分、あまり言えたものではないのですが(汗)、とかく日本画、って、敬遠しがちなもので・・・。
どうも、堅苦しくて楽しめないもので。

かつて週刊こどもニュースが、大人にも評判になったように、日本画も、こんな風に解説されてたら、肩に力が入ることなく、絵を見れるのにな〜、なんて思いました。

ガラスケース無しの展示作品は、「白象黒牛図屏風」と、「麦稲図屏風」だったかな。
前者は、ミュージアムショップのそばで原寸複製があり、そちらは撮影可・・・ですが、フラッシュ禁止なので、あきらめました(涙)。

展示替えがあったので、全部は見れなかったのが、心残りではあります。
・・・が、06年が最後の里帰り、と言われ、後ろ髪をひかれる思いで、振り返りながら鳥獣〜を見た時、まさかもう一度「会える」とは思わず・・・。
それは、オシドリの絵や、卵のような鶴の屏風の絵もそうですが。


図録は買えませんでしたので、何枚か絵ハガキと、鳥獣〜のクリアファイル買いました。
あ、他に「あいほん」ケース、欲しかったなぁ〜。
(・・・そもそも、本体持ってないので買えません。つか、ケースも高かった気が・・・。)

もう一度「会える」きっかけを考えると、いろんなことを考えてしまいますし、ホントは、もっといて、いろんなものを買ったりできたら良かったんですけど、新幹線の切符を買うのもヒーコラ状態(自由席)でしたので、見終った後はとんぼ返り・・・。

ただ、福島県立美術館は、信夫山のすぐ近くで、東京の美術館に慣れた目には、かなり新鮮でした。
山の緑と、茶色の煉瓦の美術館・・・HPでも写真は見れますけど、実際に行ったら・・・違いますね。
写真撮りたい、と思ったほど、素敵ですよ〜。

実際に撮ってる人、結構いました。ただ、自分は今回、ケータイのメモリがあと少しだったので・・・(汗)。


ボリューム満点の展覧会でした☆
そして・・・プライスさん、有難う・・・!

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